選挙は棄権した。
かったるかったからだ。
選挙は、民主主義の基本であり、、とかそういう事を言われると、いちいちもっともな話で反論はできない。
しかし、わざわざ投票所まで行くのはとてつもなくかったるい。あれでは、棄権が多いのも無理はない。棄権しても仕方ない。
いや、もっと言えば、僕が投票に行かなかったのは、僕が悪いのではなくて、面倒な投票のシステムが悪いのだ。(もちろん、暴論なのは分かっているが、それでも思ったことは書く)
まず、投票所まで行かせるのが信じられない。電話でもいいし、インターネットだっていいだろう。郵送でもいい。自分の意志を表明する手段は、なにも一種類でなければいけないということはあるまい。銀行口座だって、電話で取り引きできる時代だ。
だいたい、現在の投票形態では、替え玉投票なんて簡単にできてしまう。身分証明の提示さえ求められない、あんないい加減極まりない投票で良いのなら、別にメールで投票したって悪くないと思う。
でも、なんでそうなる気配もないのだろう。
日本では、お役所というのは、まだまだ「御上」だからかもしれない。彼らには、市民に奉仕する義務があるわけで、我々はお客だ。お客の意見は、少々の無茶でも聞くのがサービス業というものだろう。
市民はわがままで良い。そのむちゃくちゃを、お役人は聞くべきだ。それは、「市民の良識」とか「基本的人権」とかそういうカッコイイ(そして、イライラさせられる)事ではない。
「金払ってるんだから、ちゃんとやれボケ」という、極めて単純な話だ。