テレビを見ていたら、「IT ゼネコン」という表現が普通に使われていた。そういう時代になったか。「IT 土方」とか、そういう表現も、実態を見れば確かに頷ける。もう IT はコモディティーになってしまった。もはやあこがれる職業でもないか。
最近の新人の人を見ていると、やりたくてこの業界に来た、という人が少ないような気がする。それは寂しいことだけれど、業界自体に魅力がなくなったのであれば仕方がない。っていうか、IT 業界って楽しい、とかいう認識自体が既にオヤジ武勇伝?
数年前なら、「面白そうな」場所というのは結構あったのだけれど、最近は本当にタイト、ニッチ。なんか、消えゆく漁場を求めて、遠洋漁業って言う感じで、その切実感が既にイヤ。
注:情報家電っていうのも、家電と IT で食い詰めた者同士が隣の芝めがけて走っているようでイヤ。(それしかないのかなぁ)