一人でふとどこかに行こう、と思ったときに、横浜の港に行くのは、学生の時に過ごした街だからだろうか。
肌寒い、薄曇りのある日、懐かしい丘陵を下ってサイドウォークに歩く。
親子が二人、海を眺めていた。何を話しているのだろう、遠くから見ている僕の耳に届くのは、潮風が吹き抜ける音だけ。そういえば、この場所に僕は大事な人を連れてきた。いろんな思い出のある場所、そこに一人立っている。
ここに一人で入ろうという店の宛があるわけでもなく、体が冷えて退散する。腹こわした。
写真と紀行文
一人でふとどこかに行こう、と思ったときに、横浜の港に行くのは、学生の時に過ごした街だからだろうか。
肌寒い、薄曇りのある日、懐かしい丘陵を下ってサイドウォークに歩く。
親子が二人、海を眺めていた。何を話しているのだろう、遠くから見ている僕の耳に届くのは、潮風が吹き抜ける音だけ。そういえば、この場所に僕は大事な人を連れてきた。いろんな思い出のある場所、そこに一人立っている。
ここに一人で入ろうという店の宛があるわけでもなく、体が冷えて退散する。腹こわした。