JAS が好き

Photo: 2002. the altitude of 10000 meters, Japan, Canon Power Shot G1 2.0-2.5/7-21(34-102), JPEG.

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羊ページ管理者は、JAS が好き。プライベートの旅行から、出張まで、基本的に JAS を選ぶ。


JAS、国内線第3位。なんとなく、乗ってあげないとなぁ、と思ってしまうポジショニング。

羽田の搭乗カウンターははじっこで、飛行機が着くゲートは限りなく遠く、バスに詰め込まれることさえある。機内サービスのお茶は何故かジャワティーで、フライトアテンダントはなんとなく疲れているように見える。まかりまちがってエアバス 300 に乗せられようものなら、排気ガス臭かったりもする。しかし、JAS はいい。

お菓子取り放題だし、液晶のパーソナルテレビが付いているし、プラス1,000円でレインボーシートにアップグレードできる。そして、なにより、基本的に空いている。やっぱり JAS だね。


しかし、今回は ANA に乗ってみた。というか、気が付いたら ANA でチケットが手配されていた。もちろん、エコノミー。久しぶりに ANA だ。

空港でチェックインしようとすると、何故か「二階席」という選択肢がある。これは、JAS では、ちょっと見たことのない感じ。僕は、自動チェックイン機の前で、しばし考えた。もしかして、セクレタリが間違ってビジネスクラスを予約したのだろうか、あるいは、航空会社の粋な計らいだろうか。僕は、二階席のボタンを押した。

いよいよ搭乗。期待に胸を膨らませて、二階席に登ると、、。見慣れたエコノミー席が、二階の狭い空間にごっちゃりと詰め込まれている。そして、僕の 隣の席には、一緒に出張する営業が座っていた。彼も又、ビジネスクラスへの期待に胸を膨らませて、二階席を選んだに違いない。そして、斜め向こうには、同 じく営業部長が座っている。彼も又、全く同じ期待を抱いて二階席にチェックインしたのだろう。ああ、勘違いビジネスマンに幸あれ。確かに、国際線のアッ パーデッキというのは、おしなべてビジネスクラス&ファーストクラスの場所なのだ。しかし、ANA 国内線にそのルールは通用しないらしい。

恐るべし、ANA。


注1:騙されたビジネスクラスから外を見る。
注2:エコノミー‐クラス【economy class】航空運賃などの低廉な等級。[株式会社岩波書店 広辞苑第五版]

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