僕は、Webサーバになった

ここ最近、僕は仕事でずっとWebサーバをいじっていた。明けても暮れても、Webサーバを設定し、コンテンツをアップし、セキュリティーを調整 し、検索エンジンをチューニングした。そして、ついに力つき、風邪の症状が頂点に達し、熱を出し、寝込んだ。悪夢は、そこから始まる。


僕は、Webサーバになった。

言っておくが、Webサーバになるというのは、皆さんが想像するよりもずっと辛いことである。クライアントであるWebブラウザは、引っ切り無しに ファイルを要求してくる。接続が途中で切れたら、やり直さなければならないし、扱うファイルの種類も多い。見かけの割に容量のでかい、アニメーション GIFファイルは、Webサーバにとっては大の苦手ファイルだ。時には、ディレクトリ内を散々探して、ああ、ファイルが見つからない、と悩んで 404 File not found. エラーを表示することもある。いつまで、こんな過酷な仕事をしなければならないのだろう、、。なんで俺はWebサーバなんだろう。くそー。(ちなみに、 Microsoft Internet Information Server 5.0だったと思われる)


目が醒めて、布団の中で薄暗い天井を見つめている自分に気がついた。まだ、熱で頭がボーッとしている。その時、僕がまっさきに思ったこと。

「良かった、俺はWebサーバじゃなかった。」

仕事は程々、が肝心。

あと、Web作成者の皆さん、ページは軽くつくりましょう。Webサーバが可哀想です。

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