このところの「あの」騒動を見ていると、イメージの力を思い知る。
そうイメージ。
森タワーのエレベーターを捜査員が登っていく、そこから生まれたイメージが、メディアを通じてあまねく伝わり、人の心に流れ込み、連鎖し、巨大な力になった。市場を動かし、企業を動かし、人の命さえ奪った。イメージには力がある、イメージは流れをつくり、イメージは人の人生を変えてしまう。
その力を、良いことに使おうよ。それは、興味半分でもてあそぶようなものじゃない。
写真と紀行文
このところの「あの」騒動を見ていると、イメージの力を思い知る。
そうイメージ。
森タワーのエレベーターを捜査員が登っていく、そこから生まれたイメージが、メディアを通じてあまねく伝わり、人の心に流れ込み、連鎖し、巨大な力になった。市場を動かし、企業を動かし、人の命さえ奪った。イメージには力がある、イメージは流れをつくり、イメージは人の人生を変えてしまう。
その力を、良いことに使おうよ。それは、興味半分でもてあそぶようなものじゃない。
シングルモルトブームですっかりおなじみになったテイスティンググラス。ロックグラスで丸氷をぐるぐるするというのがちょっと前の大人のイメージなら(そうなのか?)、今はやっぱりこっちのグラスでストレートで飲むのがイメージではないかと思ったりする。実際、ロックで飲むよりたいていは美味しいし。
で、ワイングラスと違って、あんまりバラエティーないよなと思っていたら、ISO標準グラス(ISO 3591:1977)とかあるみたい。しかも、名前から察するに元はワイン用なのかな。確かに、グラスの形で味は変わるだろうから、しかるべきテイスティングの席では、しかるべきグラスが使用されるのであろう。
人が何によって世界を把握するかというと、五感なのであって、その中で取分け何に重きを置いているか、何に傾いているかというのは人それぞれだ。
僕はそれを嗅覚に頼っている。そのことには最近気がついた。羊ページを検索してみると、僕はこの 10年で 29回の「匂い」という言葉を使い、22回の「香り」という言葉を使っている。
匂いが表現できるメディアは、ほぼ文章だけ、だと思う。だから、僕が表現の手段として、画を描くわけでもなく、歌を歌うわけでもなく、文字を選んだのは、そいういうこともあるのかもしれない。