それは日常じゃない

Photo: 2000. Kobe, Japan, Nikon F100, AF Nikkor 35-105mm F3.5-4.5D, Fuji-Film

Photo: 2000. Kobe, Japan, Nikon F100, AF Nikkor 35-105mm F3.5-4.5D, Fuji-Film

雑然とした飲み屋、というのも大好きだけれど、気持ちよく整えられたバーで酒を飲むのもいい。たまにはね。

うるさい店は好きじゃない。だから、ちょっと見つけにくい所に行く。

つまみは、干した白無花果、オリーブのピクルス、そんなものをとる。酒は、カクテルを飲む。あるいは、最初はビールを飲むのもいいかもしれない。

ゆっくり混ぜるのか、激しく混ぜるのか。タイミングはどうするのか。カクテルは、バーテンダーの個性がそのまま味になる。だから、腕のいいバーテンダーに巡り会えると、嬉しくなる。

「次、適当に、、」


もちろん、それは日常じゃない。けれど、僕たちの体は日常だけで出来ているのではないのだ。

もの書きに関する雑感 その1

もの書きに関する雑感 その1。

こんな風に、Webに何かを書き続けていると、「何のために書いているのか」とか考えるわけだ。

羊ページを書き始めて5年、僕もそんなことについて、いろいろ考えてきた。そして、「人に見てもらうために書いている」という単純な結論に達した。今のところ。

誰にも見てもらえなくてもかまわないんだ。そんな風に言う人もいるけれど、それはきっと、誰かに自分を見つけて欲しいと思っていることの、裏返しなんじゃないかと思う。

さて、「人に見てもらうために書いている」ということになると、まさに訪問してくれる人は、「お客様」。だから、Web ページというのは、「客商売」ではなかろうか。最近の僕は、そんな風に考えている。
「お客様」を意識して書く内容をどうこうしろと言うことではない。そうではなくて、もっと基本的なところ。読みやすい日本語とか、配慮された表現とか、そういう部分が案外大事ではないかと。

ちょっと旧い言葉で言うと、「もてなし」ってことだろうか。

醤油金魚

「ねぎとろ巻き」のパックを開けると、醤油金魚が入っていた。

8個のねぎとろ巻き。醤油金魚を取り上げ、順番に醤油をかけていると、とつぜん金魚が破裂した。
「ブシュッ」

机の上の、マイクロソフト・ナチュラルキーボードが褐色に染まった。そんな残業の風景。