道路公団、地下鉄公団、公団もいろいろあるけれど、今日紹介するのは空気公団。
このアルバム「融」が、メジャー 1作目ということで、あんまり有名なグループではないと思う。僕もケーブルテレビの CM でちょっと見かけて、そのあんまりなバンド名に「やられた」と思ったのが初めてだった。
女性 3人、男性 1人の摩訶不思議なメンバー構成。お話、みたいな歌詞。ピアノと、オルガンと、ギターの、ちょっと変わった編成。なんだろう、ジャンルは POPS だろうか。少なくとも、CD 売り場ではそのように分類されている。
妙なヘタウマバンドではないけれど、なんというか悪い意味ではなくてプロっぽくなく、無理矢理感動とか、こみ上げる共感とかそういうのでもない。例えるなら、学校の時の友達が出したアルバムが届いたような、しかも、その娘のことをちょっと好きだった、みたいな感じ。
普通の感覚、普通の感じ。
ちゃんとした音質とクリーンなミキシング。意図されたアナログ感覚とか、生活感とかは、あくまでバランスしていて、破綻の中に芸術があるとか、そういうのではない。僕的に、それはとても気分がいいレンジだ。
空気公団、いいね。
追加情報:マスコット??のグリンピース君は、これ に似ているような気がするのです。兄弟?
解説:月島あたりから、隅田川はかちどき橋方面を望む。都会でも、こんなに空が綺麗なことがあります。
注:いつのまにか、メンバーが減って、3人になってました。