かつて、ここに橋があった

Japanese apricot blossom.

Photo: “Japanese apricot blossom” 2015. Tokyo, Japan, Apple iPhone 6S.

かつて、ここに橋があった、という碑がある。

何年もその前を通っていて、今日初めて足を止めた。それは、今あるものの説明では無くて、かつてあったものの話だ。


誰かが、想いを持って作ったのだろう。しかし、それは覚えられること無く、ただ道ばたに存在している。

我々が日々、何かに自分の存在を刻もうとしていることと、そこに纏わり付く無力感。

「いらないな」と思う。

バカてんとう虫

Autumn leaves

Photo: “Autumn leaves” 2012. Tokyo, Japan, Apple iPhone 4S.

人通りの多い階段に、テントウムシが張り付いている。

ここで冬眠するな、バカか。


引きはがして、植え込みに移す。

久しぶりに、、手に苦い汁を付けられた。

 

 

 

 

南紀白浜上空

Bird.

Photo: “Bird.” 2013. Agra, India, Apple iPhone 4S.

南紀白浜の上空まで、飛行機は戻ってきた。

多分、何度も書いている事だけれど、大富豪になりたいとは思わないが、ビジネスクラスで旅ができるような人生は良いと思う。

選択の自由、それは足元の広さ。

もちろん、望みは尽きないのだろう。もっと、良い目が見たくなるのだろう。でも、有る程度が足りているとすれば、これぐらいか。


デリーのあの喧騒や、メルセデスの窓を叩く物乞いの声。それは世界の縮図で、僕はずいぶんと甘い場所にいるのだとは思う。だから、どうしろと?