MacBook Air の SSD はそれなりに容量が限られているので、大きめのデータはすべて Time Capsule とそれにつなげた USB HDD に置いている。 Time Capsule の外付 HDD に関しては、実際に組み合わせてみたレポートが殆ど無く、あるいは役に立つかもしれないので載せておく。
それにしても、Time Capsule (MD032J/A) の外付けハードディスクの選択というのは結構難しい。そもそも Time Capsule 専用外付 USB HDD というのが見当たらない。つながるだけなら、まあ、何でもつながるのだが、使っていない時にちゃんと止まってくれるか、というのが分からない。
最初適当な 3TBのUSB HDD を買ってきてつけてみたものの、さっぱりスリープしない。MacBook Air からのアクセスを停止すると一旦スリープするのだが、数分でスピンアップしてそのまま何時間でも回っている。コンピュータからのアクセスと連動したパワーセーブ機能を、たいていの機種は謳っているが「相性次第」という注意書きも必ず有るわけで、つないでみないと分からない、というのが実際だ。
Time Capsule につないで使ってみる。Air からのアクセスが止むと、すぐにスリープしてくれる。しかも、動作音は非常に少なくてスピンアップ時の音くらいしか聞こえない。低消費電力モデルということで、ファン付きのHDDよりも触った感じ表面温度は低い。Time Capsule につないで長時間使用するという用途には、ぴったりの製品だった。Made in Japan のラベルも頼もしい。
サジェスト機能を切って(これが便利という人は多いのだろうが、僕にとっては違和感が凄かった)、キー割り当てを MS IME 互換に変更してしまえば(Windows でキーボードを叩いている時間のほうがやはり長いので、そちらに合わせている)、機能が少なくなった ATOK な感じで別に変換にも利用に耐えないような違和感はない。もともと、それほど ATOK 固有の拡張機能を使っていたわけではない。文法的な誤りの指摘や、送り仮名のルールなどそういう機能が無いことにいささかの不安を感じはする。しかし、圧倒的な速さは魅力だ。