台風がキテル。
しかし、ここで慌てて帰ったりすると、慌てて帰ったりしてる人たちにまきこまれてしまう。
から、思い切って飲みに行ってみた。貸し切り、凄い、よく来た!という感じ。こっちにしてみれば、凄い、よく開けてた!という感じ。(今日は早々に店じまいするところが多かったからね)塩おにぎりとか、あら入りみそ汁とか、裏メニュー連発。帰りはびしょぬれであったが、電車もガラガラでそんなに悪いものではなかった。
ラーメン屋のおやじが、暇すぎてラーメンを食っていたのは面白かったよ。
年: 2005年
花火
ということで、高層公団住宅から東京湾の花火を見てきた。家から花火を見るくつろぎ加減というのは別格で、かつて学生の頃に開港記念花火で混み合う臨港パークから、快適そうなインターコンチネンタルホテル(確か花火宿泊プランがある)を見上げた積年の恨みを晴らす思いだ。
鮨・蟹・日本酒という、いけない組み合わせも、夏の夜一晩ぐらいいいじゃないか、というそんな気分。
今は会社を異にする昔なじみの幾人かと、たまたまつながりの新しい幾人かが、なぜか一つベランダで花火を見る。お祭り特有の、まあいいじゃないか的、あるいはベンチャーの決起集会かと思うような、ゆるい空気が素敵な夜だった。
?円の夜景
もちろん、そんな統計をとったことは無いのだが、「次回もやりましょうね」と言った会が、次回も開かれる確率はけっこう低いのではないかと思う。
御氣樂総研本部で鮨を食べながら花火を見る会は、前回に比べ開催場所の高度も上がり、パワーアップしてちゃんと戻ってきた。
花火もさることながら、この夜景を毎日拝む生活はどうなのよ。
レインボーブリッジを遙かに望む湾岸高層住宅ということで場所も中身もバブリーなのだが、あくまで公団住宅というあたりに徹底した実利主義の血が流 れている。丁度、長野から帰ってきた人の持ち込んだ限定物の地酒と、北海道から帰ってきた人の茹でたて蟹がプラスされ、時ならぬ宴会に。大皿二つも頼ん じゃった鮨は喰いきれるか、という疑問は小一時間で氷解した。花火より鮨か。
なんで花火は冬にやらないんだろう?という質問も出て、乾燥してると危ないんじゃないかと答えたものの確証はなく。さながら夜の陽炎のような水蒸気に幾分霞んだ大輪の花の妖しい色艶。それよりもなによりもやはりこの夜景だな。
ところで、なんか暑いんですけど、クーラー無いんですか?何?付けてない。金がないわけではないが、(そりゃそうだろ)好きではないらしい。それでこのハネウェルの扇風機が回っているのか。クーラーの無い高層住宅と、ハネウェルの扇風機。面白いな。
この花火大会、次回は船でやりましょう、ということになった。さて、その実現の可能性は?