キュウリが好きだ。馴染みの飲み屋に行っても、キュウリ関連のものが有ると、そればっかり食べている。漬け物、和え物、付け合わせ、なんでもいいが、キュウリが好きだ。
体質的には、冷え性なので、本当はキュウリはあんまりよろしくないのだが、それが逆に魅力的。禁断の味わい。
蕗味噌に付属のキュウリをえんえんと食べていたら、店の料理方は僕を「カッパ」と呼び始めた。カッパ用の蕗味噌にはやけに大きなキュウリが付いてくる。
今日出てきたのは、カッパ用の試作品。好物のクラゲとキュウリを合わせた夢の一品、カッパスペシャル(仮名)。どうしようもない感想言ったら高くなるよ、と脅されて味わう。
「もうちょっと辛い方がいいんじゃないかなー」
「だよねー」
なんとか、正解の方向だったみたい。
カテゴリー: 思いつき
ワカメご飯
海辺に実家のある友人から、ワカメご飯の素をもらった。スーパーに売ってるような袋入りではなくて、瓶に砕いた乾燥ワカメを入れただけの本格派かつ自然食品。
「ケチケチしないで、沢山入れるのが美味しく食べるコツです」
というので、一気に一瓶、「ドーン」と混ぜてみる。ご飯の色が変わる位のゼイタク比率。
御陰様で大変美味しくいただいた。でも、
「言われたとおり一回で使い切った」
ことをお伝えしたら
「入れすぎですよ、、」
だって。そうなのか。
ほしのあきDVD
友人プチ氏の誕生日を祝うため、皆が集まったのは日付も変わった午前1時。プレゼントを用意しなくてはと、近くのコンビニに入って品物をあさるが、なかなか良いものがない。
携帯酸素とか、普通に役に立ってしまいそうだし。
そこで目に付いたのが、レジの後ろに置いてあるセルDVD。そう、買ってる人を見たことがない、レジの後ろに置いてあるセルDVDだ。
その微妙なラインアップの中で、際だつのが、ほしのあきDVD。全会一致でもう、これしかない。これにしよう。で、誰が買うの?俺が買うの?いや、金は出すけど。みんな何で遠ざかるの?独りにしないで。ちょっと、、。
「すいません、あのDVD下さい。ほしのあきのDVDです。そ、その右にあるやつ、それそれ、ほしのあきです、それ、そう。」
アンタがコレ買うのかよ!という目で背広姿の僕を見つめるパンクロッカー風の店員がなかなか良い感じだった。言ってみれば、この仕打ちに耐えることそのものが、プレゼントであると言っても良いと思う。これを贈られたプチ氏は、心して鑑賞いただきたく。