旅&食の記事一覧(全 233件)

響 30years

20041107-mark159.jpgアイリッシュシングルモルトが流行っているわけだが、ジャパニーズブレンデッドも美味しいよ。
響 30年、それはそれは高価な品物だが、サントリーの蒸留所のテイスティングバーではなんとか試せる値段で出してもらえる。
日本の風土で作られた日本のウイスキー。決して、オヤジのノスタルジーな飲み物ではない。頭で理解するのではなくて、自然に分かる美味しさ。
白州とか、仙台とか、手頃な値段のシングルモルトもいい。ブームに乗ってアイリッシュは結構置かれるようになったけれど、日本のウイスキーはまだ肩身が狭いみたいだ。注文すると、「?」ちょっと意外な顔をされることもある。
もっと日本のウイスキーが飲まれるようになるといいなぁと思う。

秋葉原のトンカツ屋

20041031-mark151.jpg秋葉原で飯っていってもなぁ、、。街の奥深くで仕事に必要なマイナーな部品を買い、さてどうするか。
秋葉原といえば、某ラーメン屋ぐらいしかないような印象があるのだけれど、意外と古くて良い佇まいの店があったりする。
その一つが、このトンカツ屋。古い木造の家、ちょっとだけ値段が高いので、一瞬敬遠してしまうけど、サービスの良さと丁寧な仕事。よく刻んだキャベツには、少し大蒜の香りがついたドレッシング。低温でじっくり揚げた、薄衣のカツに、独特なスパイスの利いたソースをかけて。
昼時は、近所に勤める人たちですぐにいっぱいになってしまう。だから、少し時間をはずして行くことをお勧めする。その方が、サービスもいいし、カツの味もいいようだ。

ニッポン居酒屋紀行

僕にとっての最強のグルメ(?)番組、太田和彦のニッポン居酒屋紀行。
旅チャンネルというマイナーなチャンネルでひっそり放送されていたものだが、ついにDVDになった。誰がこんな狭い番組を見て居るんだろう、と思っていたのだが、やはり、好きな人は好きだったのだ。
くだらない、安直、とよく言われるグルメ番組だが、僕は好きでよく見る。(カロリーもないしね)なかでも、ここまで特定のジャンルに拘ったものは他にあまりない。
まず、レポーターが固定。というか、太田和彦という知ってる人はよく知ってる居酒屋界のスター(なんだそれ)。やはり、グルメ番組の鍵はレポーターなのだ。この太田さんが、一見けっこう怖そうな感じの人なのだが、しみじみ嬉しそうに飲み食いするのが良い。
店選びもいい。まあ、はやりの店なんて出ない。すすけたような、ふるーい、苦み走った居酒屋ばかり。
で、一口だけ食べて美味しいですねぇ、とかそういうのではないのです。本気で飲んじゃう。だから、気に入った店のレポートだと、明らかに酔っぱらってる。
おそらくDVカムでスタッフ1人で撮ってる。ライティングとかしていないので、店の雰囲気もこわれないし、太田さんの静かな語り口もほっとする。
とりあえず、試しにvol1を買ってみたわけだが、、これは残りも買うしかないか。