プロ野球シーズン

いよいよプロ野球シーズンです。

と書くと、いかにも楽しみにしているようですが、僕は「スポーツ観戦」という趣味は一切ありません。(スポーツは「します」。「観る」のは興味ないのです。)

ですから、プロ野球、プロサッカー、バレーボール、高校野球、等々、全然観ません。別にひいきのチームも無ければ、キライなチームもありません。関心がまるでないのです。

そういう僕にとって、プロ野球のお陰でテレビの番組が潰れたり、新聞の1面がプロ野球になったりするのは、およそ有り難くないことです。

さらに、この時期、世間では(特に男の間では)野球の話題は、お天気の話題と同じぐらい無難で普遍的なものとされているため、何気ない会話に野球の話題が出ることも多くなります。
「そんな話、振られても俺は知らんちゅうに」

と言うわけにもいかないのが辛いところです。そういうわけで、春、良い季節ですが、それが少しばかり頭痛の種です。

新宿オフィス街ランチ

11時も半を過ぎると、昼御飯が気になりはじめる。僕の勤めるオフィスには社食というものが無い。昼にコンビニ弁当というのは耐えられないし、体に良くないので、たいてい外に食べに行く。

オフィス街にはたいてい昼の定食メニューを用意している店がいろいろとある。僕が勤める新宿も、昼メシ時にはランチの看板であふれる。

新宿の昼は、単価が非常に高い。どうあがいても800円以上、1000円以下というのが平均的な線である。「どこがランチなんだ」という値段だが、それだけ出すと味も量もかなりいいものが食べられ る。(もちろん、怪しげなカレー500円とかそういうものもあるのだが)それでも、夜に比べれば値段はぐんと安いと言える。

毎日食べるだけあって、ランチタイムには流行る店、流行らない店ははっきりしている。流行る店順に埋まっていくといっても過言ではないので、12時過ぎに会社を出るようではもはや「出遅れ」である。

昼御飯にあまり遠出はしないので(女性は遠くまで行くようだが)歩いて10分程度が昼メシ圏内である。もちろん、旨い店もあれば、やばい店もある。

僕の一番のお気に入りは、定食を出す割烹の店。和食の定食というと、いかにも「おやじ」だが、毎日外食していると、どうも洋食では体がもたない。レギュラーの焼き魚もうまいが、たまにメニューにでている「アナゴ丼」がとてもいい。夜は少し高そうな店だが、昼はリーズナブルな値段で、行列の絶えない店だ。

上述の店は、あまりハッキリ書いてしまうと僕の勤め先がばれるので書けないが、有名どころとしては、東京都庁の食堂がある。

値段が安いことで有名だし、テレビのランチ特集では必ずといって良いほど紹介される場所である。(僕の会社からは遠いので、利用しないけどね)しかし、都庁1階の喫茶店は知らない人も多いだろう。ここは、値段も安く、店員の応対がやたらに良いのが印象的だ。朝方、コーヒーを飲んだりするのには良さそうだ。

とりとめのない、昼の新宿の話でした。

「学校」というのは特殊な場所

会社で働いてみると分かることはいろいろある。「学校」というのはなんて特殊な場所なんだろう、というのもその一つだ。

教師を志す人や、教師として働いている人を揶揄する気はない。しかし、「学校」というところは、「社会」とは少し離れたところにあるものだと思う。そして、「社会」に一度も出たことのない学生が、学校を卒業して、そのまま教師になる。

学生の頃、話が面白くて説得力のある先生は、たいてい一度は別の職業に就いて、それから教師の道へ進んだ人たちだった。でも、教師の大半は、大学や大学院をでてそのまま教師になっているはずだ。そういうわけで、学校には、社会に出たことのない大人たちが寄り集まっている。

ところが、生徒の方は先生よりも最先端の事を知っているし、学校出たまま教師になってしまった多くの先生よりも、いろいろと経験豊富だ。これでは、人間対人間として勝負にならない。生徒になめられるような人間が、どうやって生徒を「指導」しろというのだろうか。

学生時代、間違っても教師に悩みをうち明ける奴はいなかった。教師は信用ならなかったし、役に立つとも思えなかったのである。大半の学生は、同じ事を感じていると思う。信用されず、つかえもしない教師なんて、、、。

ダメな先生をなんとかしなさい。そのためには、教師という職業を、もっと社会に解放された職業にするべきだ。もっといろいろな人がなれて、辞めれて、待遇も良くなくては。腐ったリンゴが嫌なら、木からもいだ方がいい。

で、なんで僕がこんな事を書いたかというと、アホな学校にアホな生徒を大量生産されて、困るのは、やがて彼らを受け入れなければならない我々だからだ。