思いつきの記事一覧(全 906件)

生きることと、死ぬこと

このページに書く出来事、というのは、全部終わってしまっていることだけだ。現在進行形のことは書かない、基本的に。だから、読む方だって気が楽だ。

今日は、ちょっと違う。生々しいものが読みたくない人は、これを読まない方がいい。


年末から、正月にかけて、僕は殆ど家から出ないで過ごした。例外は、病院に行く時だけだ。少し前の「今日の一言」で書いたように、僕の祖父が今、入 院している。年末の段階で、「年は越せないでしょう」と医者は言ったが、そんなことはなかった。新たな世紀が訪れた朝、彼の命も、新しい世紀の中で燃え続 けていた。

それから4日。既に意識レベルはかなり低下している。希望、という言葉も、どうにも扱いようが無く、家族ができることはただ待つことだけだ。電話のベルの響きが、たまらなく嫌な数日間。

何かすることがあるわけでもなく、何か手に付くわけでもない。ケーブルテレビで鬼平犯科帳 100時間スペシャル(これは凄い)をだらだらと見て、えんえんとWebを巡る。時間が過ぎても、状況は良くはならない。

それは、おかしなことなのかもしれないが、僕はえんえんとアダルトサイトを巡っていた。人の命が終わろうとする空気の中で、僕が求めたのは生。その一番、生々しいやつだ。あるいは、今まで書かなかった、神戸の友達の結婚の話の原稿を書いた。よく書けた。

また夜が来ようとしている。

注:このコンテンツは、後日消します。多分。

意外とみんな月を見てる

書くネタがない、というネタで今日も引っ張っている全国の日記サイト管理者の皆さんこんにちは。羊ページです。


僕は、だいたい 20ヶ所ぐらいの日記サイトを日々読んでいる。やたら元気の良いサイトとか、やたら前向きなサイトとか、そういうものは読んでない。むしろ、だるだる的、 薄口的、主張しない的サイトが好みだ。で、そんな僕の好みはどうでもいいとして、それらのサイトを巡っていて最近思うのは、「意外とみんな月を見てるんだ なぁ」ということだ。

一昨日は満月だった。そのことを知ってしらずか、ここ数日、いろんな日記に、月が顔をだしている。作者によって表情の違う月が、いっぱい出てくる。

先週末、少なくとも都心から見る月は、いつもよりずっと明るく、眩しかった。そんな月を見ながら、「日々の忙しい中にも、心のゆとりを忘れてないよな、俺は。」とか思うわけだ。

でも、実は、みんな結構ちゃんと見ていた。で、いろいろ考えていた。そして、日記に書いていた。そう思うとなんか間抜けで、なんか微笑ましい。

ちょっと、失敗

「おう、なんか悲しいことでもあったのか?」
と声をかけてみたら、なんか動揺していた。

ちょっと、失敗したと思った。