ネット&コンピュータの記事一覧(全 169件)

ウェルカム

Web サイトに飛んで、いきなり画面を覆い尽くす広告が出てくるサイトが有る。

メディアな人たちと打ち合わせていて、あの腹立たしい全面バナーを、ウェルカムバナーと言うのだと初めて知った。

やられている方は、ウェルカムだとはさっぱり思っていないだろう。あれに出稿するのは、自滅行為だと思うのだが、誘導率が上がるのであれば、なりふりはかまっていられないという事だろうか。

ソーシャル?

ソーシャルメディア、SNSに有る、ある種の押し付けがましさ、嘘くささ、変なポジティブ脳、そんな雰囲気は、いったいどこから来るのだろう。胡散臭さ、とはちょっと違う。それは、親切とか、シェアとか、良いものを与えてあげるよ、的な何か。

インターネットの初期には純粋に技術が好きで、それに対する驚きみたいなものがあって、それがドライバーだった。それは凄く純粋で、本質的で、心地よかった。もちろん、金銭的な欲とか、やり逃げ勝ちとか、そんな事もあったのではあろうけれど。少なくとも、気味の悪い嘘くささは無かった。

なんか、好きになれない、嘘くさい、納得できない、目が笑っていない、嫌でも前向き、充実、なんかおかしい。絶対、あんなものにのめり込めない。でもやっぱり、そういうのが得意な人は居るだろうし、広がるのだろう。そうして、人の心とのギャップを、あえて無視しながら、それに慣らされながら。その二重性・距離感を前提にしながら。別に、それでいいけどね。気持ち悪いね。

Windows ASCIIキーボードユーザーのための、Mac OS X追加設定

さて、以前のエントリーで、Mac の ASCII 配列キーボードでは、シングルキーのトルグ動作で日本語/英語の入力を切り替える事が出来ない、と書いた。

普段、Windows で ASCII 配列キーボードを使って居る人は(外資系で PC を支給されているとか、UNIX の御代からそうしているとか、使いもしないカナ入力用のキートップが気に入らないとか、いろいろ事情はあるだろう)右 ALT キーで、日本語と英語を切り替えている人が多いと思う。しかし、Mac の場合、ASCII 配列で使用すると日本語と英語の切り替えは、標準では Cmd + Space となる。System 7 の時代に Mac を使って居た頃は、まあそういうものだと自分を納得させていたが、頻繁に使う切り替えて 2つのキーを使わなくてはならないのは、やはり煩わしい。


そこで、Mac 用のキーボードリマップツールであるKeyRemap4MacBookを使ってなんとかならないか、もう一度よくよく設定を見直してみた。そうすると、For Japanese の中の、”Command_R to Command_R (+When you type Command_R only, send KANA/EISUU(toggle))”というのが、まさに僕の求めていた、シングルキーによる日本語/英語の切り替えを可能にする設定だった。


実際にこの設定で使って見ると実に便利。Mac で文章を書いて、そのまま Virtual Box で Windows を使ったりしても違和感が無い。Space の隣で日本語/英語が切り替わるというのは、僕にとってはとても自然で入力速度が目に見えて上がる。

Cmd + Space での切り替えになれている人が、この設定をわざわざ使う必要は無いが、Windows の挙動の方が良いと思う人は、是非試してみて欲しい。