芸術&写真&音楽の記事一覧(全 92件)

バンド・オブ・ブラザーズ

ケーブルで再放送をしている。台風に閉じこめられているので、だらだらと見る。
戦勝国がつくった、戦争映画だから、まあそういうもの。描かれるシャーマンがやたら強い。そんなわけない。
セットと特殊効果、音響がよくできている。
と思っていたら、盛大ブロックノイズとコマ落ちを起こしたあと、画像がとぎれた。台風の影響か??

太郎の椅子

20041003-mark209.jpg部屋の一角に椅子が何脚か置いてあって、坐って作品を観るのに丁度良い。が、これも岡本太郎の作品だ。よく見ると、ちゃんと窓際に作品名をかいたプレートがある。
でも、やっぱり丁度良い椅子なので、お客さんはどんどん座っている。ちょっと難しそうな表情を浮かべながら作品を観ていた女性の1人客も、「ふー」という感じで荷物を椅子の上に置いて一休みだ。
この記念館の良いところは、そんな風に、堅苦しくなく作品とふれあえること。
みんながそうするせいか、座面の布はちょっとすり切れている。いやー、それは作品なんだよなー、とちょっと心楽しくその光景を眺める。

太陽の塔、の裏

20040921-mark189.jpg「太陽の塔には3つの顔をつけた」
テレビのインタビューで岡本太郎がそう言っていた。おかしい、太陽の塔ぐらいは知っているのだが、あれって真ん中とてっぺんに1つずつ顔(のようなもの)が付いてるんじゃなかったか。
真実を確かめるチャンスは思ったよりはやく巡ってきて、数日後に訪れた岡本太郎記念館の2階に、太陽の塔の模型が鎮座していた。
うーん。どう見ても2つだ。ゲイジュツという視点から見ると、3つなのか??ワカラン。
答えは簡単だった。何気なく後ろ姿をみると、、。
そういえば、太陽の塔の後ろ姿なんて考えたこともなかった。やられた感じ。しかも、これって34年も前の作品だ。
「調和」をテーマにした万博で、太郎のデザインを採用することには大きな反発があったそうだ。でも、調和というのは、真剣にぶつかった後にしか生まれない。だから、おもいっきり変わったのを作った。34年たっても、相変わらず変わってるんだからすごい。