芸術&写真&音楽の記事一覧(全 92件)

GDP2005 一枚板ピンホールカメラ

mark344.jpgGDP2005の続き。
これはTRITON GRAPHICSのクリッピングウッドカメラ。ちょっと流行のピンホールカメラだけど、バルサ(かな?)の一枚板からできてるところがちょっと違う。グッドデザインは果たして組み立てる前の板を評価するのか、あるいは完成型を評価するのかな。
僕は板の時の方がいい。組み立てる前のプラモデル的ワクワク感。
追伸:羊ログの初track backはGDPの主催者公式blogからでした。ありがとうございます。

GDP2005

mark343.jpgビッグサイトの面白い点は、なんの脈絡もない展示会が同時開催されていることかもしれない。
建材フェア2005の横で開かれていたのが、日本最大のデザインイベント Good Design Presentation 2005(GDP2005)だ。そう、あのなんだかいろんなモノについているグッドデザイン賞というやつを決める大会だ。出版用のフォントからトラックに至るまであらゆるプロダクトが出展されていて、一般の人でも展示物を見る(ものによっては触る)ことができる。
ちょっとやそっとでは見切れない沢山のモノが置いてあるのだが、きになったものを少しだけ。
この写真の物体はいったい何か。suzukiの展示物を散々眺めても、いったい何に使うモノか分からなかった。船外機?よくみると顔が付いていて、ニコニコしているように見える。そうするとロボットか。それにしては、奇妙なこのホイールで自立できるのか。
万博で有名なトヨタのロボットもあったけれど、「デザイン」で見たらこっちの勝ち。左右対称ではない、というところが純粋に凄い。

花火

hanabi01b.jpgということで、高層公団住宅から東京湾の花火を見てきた。家から花火を見るくつろぎ加減というのは別格で、かつて学生の頃に開港記念花火で混み合う臨港パークから、快適そうなインターコンチネンタルホテル(確か花火宿泊プランがある)を見上げた積年の恨みを晴らす思いだ。
鮨・蟹・日本酒という、いけない組み合わせも、夏の夜一晩ぐらいいいじゃないか、というそんな気分。
今は会社を異にする昔なじみの幾人かと、たまたまつながりの新しい幾人かが、なぜか一つベランダで花火を見る。お祭り特有の、まあいいじゃないか的、あるいはベンチャーの決起集会かと思うような、ゆるい空気が素敵な夜だった。