子供の頃の夕暮

Photo:2000. Kobe, Japan, Nikon F100, 35-105mm F3.5-4.5D(IF), Fuji-film.

Photo:2000. Kobe, Japan, Nikon F100, 35-105mm F3.5-4.5D(IF), Fuji-film.

夕日の沈む頃、空に電線と団地の階段が交差する景色。それは、僕に子供の頃の夕暮れを思い出させた。

家への帰り道、いつも団地の中を通る坂道を歩き、走った。

あの頃、未来への不安はなかった。失われるなんて、思いもよらないことだったから。


大人になれば、生きることは楽になるのだと思っていた。少なくとも、もっといろいろな事が分かるようになるのだと思っていた。

でも、どうやら、違うらしい。最近の複雑な世の中では、自分の姿を見失うのはあまりにも簡単。

カタツムリを捕まえた

Photo: 2001. Japan, Nikon F100, 35-105mm F3.5-4.5D(IF), Fuji-film.

Photo: 2001. Japan, Nikon F100, 35-105mm F3.5-4.5D(IF), Fuji-film.

朝、雨が降っていた。小学校に行く道すがら、カタツムリを捕まえた。

カタツムリは、筆箱に入れておいた。その頃、やたら蓋がたくさんついた筆箱が流行っていて、隠し場所には困らなかった。悪戯されたら困るから、友達には内緒。

帰る間際、筆箱の隅をのぞくと、膜を張って寝ていた。やはり、雨の中がよいのか。


帰り道、雨は降り続いていた。僕は、カタツムリを逃がすことにした。
アジサイの咲いている塀の向こう側に、放り投げた。

カシャッ、と音がしたような気が、、。

カタツムリは、きっと強い。雨は、やがて上がった。

羊ページはコンテンツの作成に、ダラダラ時間をかけるため、季節がずれ気味です。

つらいことと

Photo: 2000. Tamagawa, Japan, Nikon F100, 35-105mm F3.5-4.5D(IF), Agfa.

Photo: 2000. Tamagawa, Japan, Nikon F100, 35-105mm F3.5-4.5D(IF), Agfa.

つらいことと、楽しいことと、どっちが多いのだろう。

楽しいことのために、生きているんだろうか。それとも、単なる、バランスなのだろか。

つらいことは、簡単に積み重なるけど、幸せは難しい。

積み重ねた幸せはとっても脆い。

注:ディスクの中から見つけだした文章です。僕の言葉なのか、あるいは誰かの言葉を書き留めたのか、定かではありません。