クリスマス。
何かを信じる人にも、信じない人にも、良いことがあるように。
写真と紀行文
クリスマス。
何かを信じる人にも、信じない人にも、良いことがあるように。
牛がないなら羊を食べれば良いじゃない。
ということで、いつ羊丼が出てくるのかと首を長くして(してない)待っているのだが、いっこうに発売の知らせが入ってこない。
仕方ないので、つくってみました。
作り方。
えー、すごいシツコイっていうか、もっさりしてる。うまいけど、流行らないと思うわ。
注:ジンギスカン丼だろって?
大阪城って行ったことないよな。そう思って、行ってみた。
薄曇りの蒸した日で、人影はまばらだ。天守閣の下はだだっ広い公園になっていて、ウォーキングの途中で一休みする人たちが多い。
お城は、びっくりするほど金ぴかで、「とらや」の紙袋みたいな虎の彫り物が貼り付けられている。もともと登ってみる気もなかったけれど、もう十分な気がした。
大阪に来ている、というメールを打って、ベンチに腰を下ろし、カメラも下ろす。
旅先で感じる、ここに人の生活があって、毎日が、ずっと流れているという感覚。自分の周りに流れる日常から抜け出て、違う流れに身を置くからこそ、 感じとれる力。僕はこの感覚が大好きで、なんてことのない旅先の街角で、この感じがふと体を駆け抜けると、つい嬉しくなってしまう。
そうやって自分の位置を確認して、また歩き出す。でも、いつか、どこか別の流れの中に行ってしまいたいと思うこともある。
メールが返ってくる。手の中にある、いつもの自分の場所。