フォトエッセイの記事一覧(全 320件)

アイディアは水中で生まれる

風呂は 1時間浸かる、と豪語する OL 的会社員(男子)も居るが、僕はそこまではできない。が、各方面より代謝を上げたかったら 30分は入れ、という指示を受けているので頑張って入ってはいる。が、やることがない。


JIS 防水 4級のお風呂 CD/ラジオを買ってみた。これは結構暇が潰れる。風呂場でドラゴンボール DVD 全話(100枚ぐらいある)を見きったという強者も居るが、それは真似できない。

ドクター中松曰く、水中で考えるのが最もアイディアが出るのだそうだ。水に浸かりながら、ではない、水に没しながら考えるのだ。脳が酸欠状態になるのが、良いらしい。

僕は水中で考え事をしたりしないが(溺れる)、羊ページのいろんな文章の元のアイディアは、風呂に入りながら考えている事も多い。良い暇つぶしになる。

こういうことを書こう、と思っても、その場にPCがあるわけではないので、出るまで忘れないように気をつけているわけだが、多分、やっぱり文字通り泡と消えてしまったものもあると思う(そもそも覚えていないわけだ)

ということで、風呂場でも使える防水 PC もしくは PDA を、、探したりするのは愚かしいので、水中でも使えるボールペンと紙を買うか。amazon には無かった、ハンズにあるのかな?

キッチン飛騨

実家に帰る。テレビは地上波しか映さないから、それを見ている。(でも地デジになってた)

何でも慣れるのだとは思うが、これを一年中見ると思ったら、ちょっとうんざりする。流行どころのものは頑張って YouTube で見るようにしているが(頑張ってる時点でダメなんだろうけど)、それでも、ああ、あいつらがやっていた元ネタはこの芸人なのか、とか、そういう発見ばか りだ。

テレビというのは、多くの人を並列化するための装置なんだな、と、久しぶりに並列化されてみて気がつく。そうして、やっぱり、そういうことにはもう、あんまり価値がないと思ってしまう。役に立つとしたら、何年も経ってから「あの頃はこんなのが流行ってたよね!」とおしゃべりするぐらいのものだ。でも、覚えているようなものがあるかな?


つまり、ショップチャンネルで変なシャワーヘッドとか、原料が貴重なくせに毎日やってるキッチン飛騨のレトルトハンバーグとかの紹介を見ている方が、よほど面白いな。

注:ケーブルから電波をもらっているので、ショップチャンネルと QVC は映るのだ。

メンズ日傘

Photo: メンズ日傘 2008. Tokyo, Sony Cyber-shot DSC-T2, Carl Zeiss Vario-Tessar F3.5-4.3/6.33(38)-19.0(114)
Photo: "メンズ日傘" 2008. Tokyo, Sony Cyber-shot DSC-T2, Carl Zeiss Vario-Tessar F3.5-4.3/6.33(38)-19.0(114)

ここ最近は、あまりにも暑くて、女子の差している日傘でも借りたいぐらいだ。というか、借りてみると、実際涼しいね、これ。


そんなことをやっていると、実は最近、メンズ日傘というジャンルが出来つつあるらしい。そうはいっても、例えば昼の銀座界隈をみてもなかなかメンズ日傘にはお目にかかれない。

ファッションのエッジと、やっちゃってるの境目は限りなくグレーだ。メンズ日傘が市民権を得るクリティカルマスは、未だ来ないのだろうか。

と、先日、この暑さにウンザリして、ちょっと有名な冷やしゴボウ天蕎麦でも食べに行こうかとかんかん照りの坂を下っていると、ついにメンズ日傘のリアルなサンプルに遭遇したのだ。

「あれ、間違いないですよね」

うん、確かにあれはメンズ日傘。色はブルー。しかも会社ロゴ入り、さらにオッサン二人で相合い傘である。しかし、その表情には何のてらいも感じられ ない。同僚は携帯を片手に、証拠写真を激写すべく、不審に後を付けた。が、果たせず戻ってきた。そうか、やはり密かにメンズ日傘は浸透していたのだ。


そうして後日、長い橋を渡っていた僕の眼前に、突然、堂々と日傘、というか雨傘をさして歩くオッサンを発見したのだった。つまりこれは、レディースの日傘の次のステージであるところの、雨傘を平気で日傘として使用するオバチャン、というより高度な事象だと言える。

流行るどころが、日傘のなれの果てである、雨傘の日傘的利用にまで、世間は進んでいた。ここ数年の猛暑の夏が、あっという間に、日本の夏からネクタイを駆逐したように、その進化は意外と速い。


この分なら、オッサンが UV アームカバーをする日も、近いな。