人通りの多い階段に、テントウムシが張り付いている。
ここで冬眠するな、バカか。
引きはがして、植え込みに移す。
久しぶりに、、手に苦い汁を付けられた。
写真と紀行文
人通りの多い階段に、テントウムシが張り付いている。
ここで冬眠するな、バカか。
引きはがして、植え込みに移す。
久しぶりに、、手に苦い汁を付けられた。
南紀白浜の上空まで、飛行機は戻ってきた。
多分、何度も書いている事だけれど、大富豪になりたいとは思わないが、ビジネスクラスで旅ができるような人生は良いと思う。
選択の自由、それは足元の広さ。
もちろん、望みは尽きないのだろう。もっと、良い目が見たくなるのだろう。でも、有る程度が足りているとすれば、これぐらいか。
デリーのあの喧騒や、メルセデスの窓を叩く物乞いの声。それは世界の縮図で、僕はずいぶんと甘い場所にいるのだとは思う。だから、どうしろと?
今日は疲れたなぁと思って、東京タワーを見上げて、そうして足許を見る。新しい靴は、まだあまり馴染んでいないので、少しきつく感じる。
ちょっといつもとデザインが違うやつなんだけど、それはそれで馴染んでいるよな。。ん。んん?なんか左右でデザインが違わないか?疲れてるのか。いや、間違いなく、違う。型番がちょっと違う。
靴を磨いたはずだけど、気がつかなかったけど、これ右と左で違う靴だよ!
人間て、日ごろいかに何も見ていないか、あるいは、自分がちゃんと見ていないか。無頓着にも程があると言うことか、あるいは、靴は同じハズという確信が、同じ靴に見せていたのか。それにしても、左右で違う靴を履いて歩き回っていたとは。
買ってから暫くほったらかしてあったので、レシートもとって無いしなぁと思ったが、店にまだ左右違いが残っているなら、買い取れば2足とも履けるようになるじゃん!名案!と思って靴屋に電話したらちゃんととってあった。
買い取るとは言ってみたものの、大変恐縮されて無償でお持ち下さいとの事。いつも同じ店で買うメリットって、こういう所にあるのか。
こうして晴れて、一度別れた左右の靴は、週明けにでも、再びまみえることができるだろう。