真夜中の水槽には、大きなスッポンが泳いでいた。
毎夜怒鳴り合う酔っぱらいをガラス越しに眺めて、彼には昼もなく夜もない。
綺麗に飾り付けられた見栄えの良い水槽が、ただの檻であり棺桶であったとして、それを眺めている僕と彼の間に、どれほどの違いがあるだろうか。
食用、ではないんだろうな、ここはバーだし。
写真と紀行文
真夜中の水槽には、大きなスッポンが泳いでいた。
毎夜怒鳴り合う酔っぱらいをガラス越しに眺めて、彼には昼もなく夜もない。
綺麗に飾り付けられた見栄えの良い水槽が、ただの檻であり棺桶であったとして、それを眺めている僕と彼の間に、どれほどの違いがあるだろうか。
食用、ではないんだろうな、ここはバーだし。
ある本を読んでいて、人には二つの誕生日があることを知った。
自分が生まれた日が最初の誕生日。自分のことが理解できた日が二番目の誕生日。それをセカンドバースデーと言うらしい。
誰でも最初の誕生日はもっているけれど、二番目の誕生日はどうだろう。僕はまだ、二番目までいっていないような気がしていて、でもそれはちょっと近いような予感もしている。
某掲示板に落ちていたお話。真偽の程はわかりませんが、妙に説得力がありますね。
アメリカのNASAは、宇宙飛行士を最初に宇宙に送り込んだとき、無重力状態では
ボールペンが書けないことを発見した。これではボールペンを持って行っても
役に立たない。NASAの科学者たちはこの問題に立ち向かうべく、10年の歳月と
120億ドルの開発費をかけて研究を重ねた。
その結果ついに、無重力でも上下逆にしても水の中でも氷点下でも摂氏300度でも、
どんな状況下でもどんな表面にでも書けるボールペンを開発した!!
一方ロシアは鉛筆を使った。
ロシアの科学力って、なんとなくなめてるけど、宇宙ステーションに長期滞在した記録とかほとんどロシアなんですよね。
何かを解決するアプローチって、意外と身近な所にありそうです。