旅&食の記事一覧(全 233件)

俺レシピ ジャンポン・ペルシエ シルブプレ

MACON-LUGNY SAINT-PIERRE and Jambon Perisillé
Photo: “MACON-LUGNY SAINT-PIERRE and Jambon Perisillé” Tokyo, Apple iPhone 6S.

諸般の事情により、週末は家飲みになったので、何か食いたいモノがあればネットで注文しておくから教えるように。何気ないその問いに、

「ハムとパセリのゼリー寄せ」

という回答をよこしやがった。なんだそれは。

アルコール品種の中で、最もワインに興味が無かった友人が、業務命令でソムリエ試験を受験させられているのは、僕にとっては大変面白い事なのだが、実にソムリエ試験というのは料理だのチーズだのも散々勉強しないといけないようだ。

そして、その「ハムとパセリのゼリー寄せ」こと、正式名称「ジャンポン・ペルシエ(jambon perisillé)」は、マコンの白ワインとの組み合わせ料理として、ソムリエ試験のテキストによく出てくるようである。そんな料理、見たこともないけどね。

そういう事なら、作ってあげましょう。


レシピを調べてみると、別にそんなに難しくない。ポイントはコンソメをゼリーにするために、正しい温度でゼラチンを投入しなければならないぐらいか。これは調理用温度計を持っていれば、難しくない。(料理用の温度計は持っておいた方が良いものだ)

ハムを一センチ角に切り、パセリも刻んでおく。パセリは間違って、イタリアンパセリを注文してしまったが、まあしかたない。コンソメスープを作り、みじん切りのタマネギを煮て、オニオンスープのようなものを作る。胡椒を少々。火を止めて 80度ぐらいまで下がったら、ゼラチン投入。

型にハムを並べ、パセリを散らす。スープを注ぎ、冷ましながら粘度が付いてきたら、具が適度に散らばるようにスプーンで調整する。だいたいあら熱を取ったら、冷蔵庫にぶっ込めばできあがり。


作った以上は、この料理に合わせることになっている、マコン・ブランというものを買ってきて頂きましょう。いったいどこで売っているかは知らんが。

LINEで型に入ったジャンポン・ペルシエを送りつけられた友人は、ちゃんとマコン・ブランを見つけてきた。手提げ袋を見るに、三越まで行ったのか。

The saucy vs. the mackerel.
Photo: “The saucy vs. the mackerel.” 2015. Tokyo, Japan, Apple iPhone 5S.

俺の鯵の向こうで、季節の王者 秋刀魚が焼かれている。

頑張れ鯵!

俺は、鯵を応援する。
30円安いけど誤差だ!

俺レシピ 香菜と牛肉の和え物。

Cilantro Salad
Photo: “Cilantro Salad” 2015. Tokyo, Japan, Apple iPhone 5S.

築地の八百屋が、香菜をたっぷり一束で150円というおかしな安値で売っていたので、テンションが上がって 2束買ってしまった。なので、お気に入りの店のメニューをアレンジして、残り物で何か作ってみよう。


香菜と牛肉の和え物。

牛もも肉薄切り(150g)、キュウリ1本、香菜2束、ニンニク、その他調味料(分量外)

  • キュウリは千切り、香菜は適当な長さに切って、水をよくきっておく。余計な道具は置きたくないが、サラダスピナーは贅沢調理器具ではないと思う。OXOサラダスピナーが値段の割に使いやすくてお勧め。(大)はでかすぎるので(小)でいい。
  • 牛もも肉の薄切りを炒め、ニンニクで仕上げる。
  • ドレッシングは、塩、胡椒、酢、オリーブ油、ごま油(オリーブ油の半量)、酢橘1個で適当に仕上げる。
  • 全部をあえて、煎った白ごまを振ってできあがり。

これうまいよ。