「ビール持ってきてちょうだい。」
箱根は大涌谷の飯屋で、常連のていでオヤジが店のおばちゃんに声をかけている。
そもそも大涌谷に常連というものが存在しうるのか。
「この地獄丼てのは何?」
それは辛いのよぉ、凄く。と、オバチャンはまるでお勧めしない
それは、つまり僕が今まさに食べているやつだ。大ぶりのチャーシューが、白髪葱と唐辛子で少し辛めに味付けされている。
自分的にはチャーシューも柔らかくて、結構美味しいんだけど。いや、この手の店のものとしては、むしろぜんぜんありだけどな。。
写真と紀行文
箱根は大涌谷の飯屋で、常連のていでオヤジが店のおばちゃんに声をかけている。
そもそも大涌谷に常連というものが存在しうるのか。
「この地獄丼てのは何?」
それは辛いのよぉ、凄く。と、オバチャンはまるでお勧めしない
それは、つまり僕が今まさに食べているやつだ。大ぶりのチャーシューが、白髪葱と唐辛子で少し辛めに味付けされている。
自分的にはチャーシューも柔らかくて、結構美味しいんだけど。いや、この手の店のものとしては、むしろぜんぜんありだけどな。。
震災の後、このページを書くのがすごくしんどくなった時期があった。2011年はなんとか書いていたが、2012年・2013年ほとんど更新していない。
それでも、手元の Day One には短く書いて、そのまま載せることもできずに眠っているエントリーが幾つもあった。別に、面白くも無いし、短い、走り書きのようなものだ。
Blog Archiveの欄の月の空白を眺めながら、それはそれで、良いと思って居たのだけれど、その間の空白を埋めたくなってきた。面白く無くても、内容がなくても、それでいいじゃないかと。
Day One に埋もれたエントリーを掘り出して、読めるぐらいには加筆して、書いた当時の日付でアップする作業を少しづつしている。その期間も写真は撮っていたし、幸い、Day One は日付で記録をしてくれる。
そうやって、少しふり返っている。全ては自分のためだ。
そういえば、今年は、親しい人を失う事から始まった一年だった。
随分前のことに思えるが、ほんの1年足らず前の話だ。彼の死を知った帰り道、同僚二人と飲んだ苦いハイネケンの味を忘れることは無いだろう。
昔の仲間と仕事をしたり、海外に移住した友達に会ったり、昔の絆を確かめるような、そういう事が多かったのは、年初の出来事の影響が大きかったかもしれない。そして、そういうのはやっぱり大事だな、と思う。
仕事にしても、会社の枠よりもコミュニティーとか、そういうもので繋がる個と個の流れが、大きくなっていて、僕は比較的苦手なのだけれど、そういう繋がりで仕事をしていくような時代に、やはりなっているみたいだ。
もっと勉強しないとな、とか未だに思えていることは、そんなに後退ではないんだと思う。
そう、自分を励ましながら進む。