思いつきの記事一覧(全 906件)

夏休み

ろくに夏休みもなかったため(結局有給を2日しか使っていない)、かなり疲れがきています。

アメリカでの仕事は楽しかったので、充実感はあるのですが、やはり体力に限界はあるようです。

ただ、暑さが一段落しているようで助かります。世の中はそろそろ夏休みのシーズンのようですね。今週末は、暇を持て余した大学時代の友人から、助けを求める電話が入ったりしています。

心ははやくも取り直しの夏休みです。どこに行こうかな、、何をしようかな、、。それよりも、問題はいつとるかだけど、、。


あ、そうそう、内定おめでとう、Random Production 管理者さん。ネットワークエンジニアですか。僕、ネットワーク苦手なので頑張ってください、聞くから。

セール対象外

遅ればせながら、バーゲンを当て込んで買い物に行った。

新宿や渋谷に行くのはかったるかったし、そういう人の集まりが良さそうな所では、めぼしい品が既に全滅しているはずだから近場にした。

久しぶりに、某駅周辺を歩くと、いろいろ新しい店ができていた。オープンしたばかりの、某ブランドの直営店をのぞいた。まだ建材の匂いが立ちこめる店内は、いきなりセール。

高い天井とだだっ広い店内、山盛りの商品、妙に安い価格。店内にはフォードのエクスプローラーが無造作に置かれ、気取ったところがひとかけらもなく て、「アメリカみたい」というアホな感想しかわいてこない。なんか、いろいろ実用的なものが安いので、海外の免税店で商品を物色するような感覚で、店内を うろうろした。


さて、久しぶりにまともに買い物に行って、改めて「買い物って楽しい」と思った。

当たり前のことなのだが、買い物のいいところは、「欲しいものは買える」という点にある。手に入れたいと思ったら、レジに持っていって現金なりカードなりをだせば、それで自分のものになるのだ。品物を受け取ったその瞬間から、後にも先にも、この商品は自分のものである。

これって、けっこう凄いことだ。

買えないものっていうのはいろいろある。才能は買えない。チャンスも難しい。好意?これは買えるかも。友情は売れるときはあるが買えない。あの人の心は?買えないだろうな。まあ、この際買えないものの話は置いておこう。

買えないものは確かにあるにしても、少なくともお店で目に入るものというのは、買える。品物に限らず、売っているものは、買える。商品には、その対 価を示した値札までついている。買い物とは、極めてシンプルで、容赦ないものなのだ。買い物でストレスの解消をする人がいるが、とてもよく分かる。世の中 に、こんなにシンプルなことはそうは無い。

まあ、こんな事は、普通はだれも気にとめないのだろうけど、今日ふと、これは凄いなと思ったのだ。


結局、買おうと思ったサンダルはサイズが売り切れ。別に、この店で何かを買う予定ではなかったので、まあいいか。それでも、隅っこに積んであった帽子が気に入ったので、それを「自分のもの」にして店をでた。

対価は \3,500。後で気がついたが、セール対象外品だった。

羊ページの歴史

このページ、記録に残っている限りでは 1996年の1月から更新し続けている。今日は、少しその歴史を振り返る。([更新履歴]には歴史の一端がある)

個人がホームページを長く続けることは、とても難しいことだと思う。僕が、このページを作り始めた96年、僕の周りでホームページを作っていた人も、今ではほとんどやめてしまった。

人の生活や、心境は絶えず変化する。その中で、不特定多数の人間に対して、メッセージを発し続けるのは、非常にタフなことである。
「今日の一言」は日記ではない。日記ではないから、いろいろと強がって書いている部分が多い。これは、僕のよそ行きの文章である。

にもかかわらず、過去の文章(あまり昔のものは載せていないが)と読み比べてもらえば、その時々で、僕の文章にいろいろな変化があることに気づくだ ろう。明るいとき、沈んでいるとき。感情が出ている時、感情を押し殺しているとき。そういう意味では、このページは、僕の歴史の一部でもある。

実は、このページを運営してきた 2年半あまりの間に、ホームページ自体を閉鎖しようと思ったことが、何度もある。

理由は様々だ。しかし、突き詰めていくと、パブリックな場所に自分の文章を掲げておく事が、耐え難くなるのである。自分の存在を、ずうずうしくアピールするのが、たまらなく嫌になる。

しかし、それでも何とかこの場所が存在しつづけているのは、何故だろう。

ふと考えてみると、僕という人間が生きて、何かを作ったという証は、寂しい話、ここにしか無いのである。もちろん、僕にも勤める会社があるし、友達もいるし、家族もいる。しかし、僕が生きて、後に何が残るのだろう。皆さんも、そんな事を考えてみたことはないだろうか。

そんなことを考えると、このくだらないホームページが、僕の中でいつの間にかとても大きな存在になっていることに気がつく。

お前は、あれを作ったじゃないか、、と。

僕は、文章や写真(というか、デザインだな)が好きだから、こういう場があることはとてもラッキーだ。幸い、褒めてくれる人もわずかだがいる。たまに、感想も来る。(あんまり来ないけどね)

でも、また何度も消したくなる事があるだろう。でも、頑張って続ける気でいる。約束はできないが。

まあ、とにかくページの誕生以来の読者の人、あるいは最近、ここを見つけた人。みんな含めて、約 2年半どうもありがとう。そして、これからもよろしく。