懐かしいデモ

反戦デモとか、戦争責任に関する討論番組とか、そういうものを見かけると、真剣にどうこう思うというよりも、「おお、あいかわらず、やっとるなぁ」となにやら懐かしい気分になる。

それが、日米安全保障条約とか、そういうものを大学時代に専攻していた人間の気分だ。


「今日電力会社の前を通ったら、反原発のデモをやってたんですよ」
「はぁ」
「なんか、懐かしかったですねぇ」

それは、核物理学を専攻していた人間の気分らしい。

注1:大学時代に、反戦デモをしていたわけではない。
注2:作者は全共闘世代ではない。
注3:戦争とか原発とか、この手の問題は、意見の相違ではなくて、立場の相違が原因なので、議論ではなく交渉でないと決着は付かない。そういうことに気付いてしまうと、かなり白ける。
注4:他にも、流体力学とか、心理学とか、ロシア美術とか、AVのモザイク職人とか、エンジニアのバックグラウンドは多様だ。

携帯電話をトイレに落とす

皆さんは、携帯電話をトイレに落としたことがあるだろうか。

僕はある。それも2台同時に。(ただし、トイレ使用前)

人間は不思議なもので、あまりに動揺すると、極めて不可解な行動をとりはじめる。その時僕は、とっさに水洗ボタンを押し、必死に水を流したのだった。あたかも、自分の過ちをなきものにしようとするかのように。


水に落とした携帯は、即座に電池を抜き、数日間陰干しを行う。そして、移動通信体の神に祈りを捧げた後(お供えは笹団子)、電源を入れれば、もしかして動くかもしれない。僕のは動いた。2台とも。

注1:とにかく、ショートさせなければなんとかなる訳です。

Flex Syncro System 7570

羊ページの管理者は、ここ数ヶ月の間に、幾つかの「快適生活用品」に投資を行った。これから数回に渡り、これらの商品のレビューを行う。(つもりだ)


・Flex Syncro System 7570(自動洗浄&充電用母艦付、電気髭剃機)

Braunの電気剃刀。日本製の競合製品は色々あるが、あまりにも生活感が滲んでしまうと言うか、切実すぎるので却下。System 7570は、意味のない大型液晶を搭載していたり、手に馴染まない流線型のデザインだったりして、電気剃刀にあるまじき勘違い感がとても良い。一言で言え ば、無意味に洗練された髭剃り。もちろん、世界を駆け回るエグゼクティブな貴方のために、電源は240Vまで対応だ。


まあ、剃り味というのは、多分なかなか良いのだと思う。普通の電気じゃない剃刀に負けない。(僕はあまり髭が濃くないので、別になんでもいいといえばいいのだ)

ただ、最も重要なギミックは、母艦部分。つまり、自動洗浄&充電システムだ。シェーバーを立てる、スタンドのようなものが付属しており、これに突き 刺すと、自動的にアルコール洗浄と充電が行われる。この洗浄はなかなか豪快で、「ギュオーン」という音とともに、15分ぐらいかけて洗浄と乾燥を繰り返 す。ちまちま髭を掃除したりしなくていいし、衛生的。

最後のお楽しみ。実はこれが一番重要なのだが、一ヶ月毎の洗浄液モジュール交換の際に、どれほど髭が剃れたか、目で確認できる。洗浄液モジュールの 底面部が、ハニカム状になっていて、そこに髭が沈殿するようになっているのだ。一ヶ月の後、髭の溜まったモジュールを眺める快感は、使用後の毛穴すっきり パックを眺める快感に似ている。

評価:strong buy.