クワガタ登場

朝起きると、部屋の壁にクワガタがたかっていた。

なんだか、ひどく薄汚れて埃まみれになっていたが、たしかにクワガタで、しっかり壁にしがみついていた。山の中というわけでもないのに、なぜクワガタが。どこかの家で飼われていたのが、逃げ出してきたのだろうか。


とりあえず、暑い中を壁に張り付いていたのだから、なにか食わせてやるべきだろう。キュウリ?スイカ?あいにく、冷蔵庫にそういったものはない。調べてみると、クワガタの食料はヨーグルトや腐ったバナナでもいいらしい。

クワガタを苺の入っていたパックに移して、ヨーグルトを一塊置いてみる。最初は戸惑っていたようだが、そのうち、乳清のあたりを飲み始めた。気に入ったかどうかは分からないが、まあ食えるらしい。ついでに、ティッシュの空き箱を加工して屋根をつけ、日陰をつくっておいた。夜行性だから、このほう が、落ち着くはずだ。


さっき見たら、日陰に移動してくつろいでいた。少し、元気になったようだ。

就職活動のありがちな勘違い

就職活動の季節だ。

街に、それっぽい人たちがあふれている。自分のキャリアを決める重要な時期だけに、学生の皆さんはしっかりと企業を選び、最後まで頑張って欲しい。 ちなみに、羊ページ管理者は学生だった頃、就職説明会参加申し込みの葉書を書くのが面倒で、ホームページからの申し込みができる企業しか受けなかったが。


ところで、外資系の会社に勤めていると、ありがちな勘違いをしている学生にでくわすことがある。曰く、
「海外で働きたいから、外資系の会社を志望しています」

はっきり言って、それは違います。ちょっと考えれば分かるが、海外の企業が、日本で事業を行うためにつくったのが、いわゆる外資系。だから、外資系の主なビジネスの場は、海外ではなくて、むしろ日本なのである。

外資の大半は、日本の顧客に対して商品なり、サービスなりを提供して飯を食っている。したがって、とにかく海外で働きたい、というならむしろ日本企 業に就職するべきだろう。製造業の海外工場とか、商社の海外代理店とか、門は狭いかもしれないが、ちゃんと海外で働くことができる、、かもしれない。

もっとも、単に海外で働きたいなんていう志望動機自体、どうなんだ、という話はあるが。

注1:日系か外資か、就職の際の最大の選択基準は、どっちの文化が自分に合いそうか、っていうことだと思います。あるいは、どっちの文化に染まりたいか、ということでもあります。これは、純粋に好みの問題。
注2:別に外資系は海外勤務できない、というわけでもないです。ケースバイケースでしょう。

音楽を聴く日

Photo: Dec., 2000. Sagacho, Japan, Nikon F100, 35-105mm F3.5-4.5D, Agfa, Dimage Scan Elite(Digital ICE)

Photo: Dec., 2000. Sagacho, Japan, Nikon F100, 35-105mm F3.5-4.5D, Agfa, Dimage Scan Elite(Digital ICE)

今日は、音楽を聴く日だった。

ヨーヨー・マのバッハ 無伴奏チェロ組曲 → 小野リサのベストアルバム → グレン・グールドのバッハ バラード&ラプソディー

こんな順番でかけてみる。

ヨーヨー・マは、なんとなく頭よさそーな音色を奏で、小野リサの歌声は、一足先に初夏が来たような風を吹かせた。グールドは、たっぷり物悲しい旋律を、鼻歌混じりに弾いていた。このところ、小説とか音楽とか、それも少しアナログな感じのものを摂取したい気分なのだ。

そういえば、通勤の途中でヘミングウェイの「誰がために鐘は鳴る」を読んでいる。大学生の頃に買ったきり、ほったらかしにしてあった文庫本は、埃まみれで日に焼けていた。もうすぐ、上巻を読み終わる。


湿度のせいで、B&W の音は、少し曇りがち。それでも、エアコンにはまだ季節が早い。

聴きながら途中で何度か眠り込んで、気が付くと、夕暮れから夜になっていた。

そんな、音楽を聴く日。


注1:Bach Unaccompanied cello suites Nos.1, 3 & 5, Yo-yo Ma, 1982.
注2:- the collection -, Lisa Ono, 2000.
注3:Brahms Ballades, Op.10/Rhapsodies, Op.79, Glenn Gould, 1982.
注4:グールドの録音には、実際、彼の鼻歌(?)が入ってる。