ネット&コンピュータの記事一覧(全 168件)

ぬっくり

ネットで拾った新語

「ぬっくり」

非常にダラダラした感じが新鮮で良い。「ぬっくりしていけば?」とか言われたら、抗えない気がする。


と思ったら、方言らしい。てっきり、マターリみたいなものかと思った。広辞苑にも出ている。

注:ぬっくり 1. あたたかいさま。 2. 平気なさま。あつかましいさま。浄、平家女護島「人を語らひ―とした事たくまれし」 3. うまうまと事を行うさま。浄、嫗山姥(こもちやまうば)「右大将の威を藉かつて、御辺―泊らんとや暖かな事」 4. ぬっと立ち上がるさま。 5. 不意にあらわれ出るさま。[株式会社岩波書店 広辞苑第五版]

ホリエモン♪ホリエモン♪

ホリエモンの戦いを見ていると、既得権との戦いは大変だなぁと思う。

放送法などの法律と、オープンとは言い難い商習慣によって新規参入が制限され、ケイレツが崩れた日本企業社会のなかにあって、堂々と「系列局」なる ものを従えている、メディアの巨艦キー局。放送の公共性だ、ジャーナリズムだと、面白い意見があるようだが(それらは、主観の問題)、簡単に言ってしまえ ば、その存在意義は、圧倒的なリーチだ。

一方、メディアの先端、という意味では、テレビはとっくに終わっている。ホリエモンもテレビに求めるのはリーチだ、先端とかリッチネスとか、そうい うものを彼は求めていない。テレビに出ている(笑)コメンテイター達は、口々に「テレビの立場が揺らぐわけがない」というコメントをしているが、そんなコ メントが出る事自体、もう足許がやばいんだろうなぁと思う。テレビは変わろうとしているかもしれないが、所詮は「主番組の視聴率を脅かすようなことはでき ない」わけだ。


ホリエモンを評して「身も蓋もない」と書いてあるのを見たことがあるが、その通りだと思う。非情、というか、無情な拘りの無さ。僕は別にホリエモン は好きでもキライでも無いけど、自分の会社を育てる原動力になったネットに拘る事無く、リーチの面で有利だと思うなら、テレビにすら手を出そうとするその 大胆さは評価する。凡庸の経営者なら、自分が創業したセクターよりも、遅れたセクターに手を出したりしない。

印刷技術が知識を人々に開放し、新聞がニュースを生み、ラジオが「ブロードキャスト」を広め、テレビがとどめを刺した。しかし、ネットのつながり が、初めて限りなく低いコストで多対多のコミュニケーションを可能にし、メディアのヒエラルキーが崩れた。もの凄く短く言えばそういうことで、テレビがそ れ以前のメディアを打ち負かしたように、テレビもまたネットに負けたようだ。

その事実を、多くのテレビの人たちは受け入れることができないのではないかと思う。お金が動く世界だから、それだけの既得権があるのだろう。まあ、 せいぜい頑張って公共性だ、ジャーナリズムだと、既得権を主張して欲しい。でも、ホリエモンが勝っても負けても、テレビが「詰んでいる」ことは確かだ。

それにしても、買収・合併当たり前の業界に身を置きながら今回の騒動を見ていると、なにを今更買収ぐらいで騒いで居るんだ、というのが感想。

掲示板の移行

今、羊ページで使っている掲示板は、OTDというところのもので、いつの間にかホリエモンに買収されていた。
まあ、それはそれでかまわないのだが、そろそろ自前の掲示板に移行しようかと思っている。
いままでなかなか手を付けなかったのは、今使っているもので特に問題がなかったのと、メールフォームなどと違って、データが蓄積される掲示板は、おいそれと乗り換えるわけにもいかず、選定なり、改造なりに結構手間がかかりそう、という理由があった。
でも、まあ、そろそろ。
掲示板のCGIというのは山ほどあって、自分のニーズにあったものも、簡単に見つかりそうだと思ったものの、逆に多すぎて分からない。googleに聞いてみても、あまりにも沢山出てきてちっともたどり着かない。YahooなどのディレクトリサービスでCGIのサイトを探しても、実は何年も前から代わりばえのしないところしか載っていなかった。
そこでふと、はてな?で探してみた。いままでアンテナは使っていたのだが、ここのQAシステムは使ったことがなかった。実際、「掲示板 スレッド CGI」なんていうキーワードで、良い感じの回答が出てくる。wikipediaもそうだけど、ある程度発散してしまった状況にあるwebの世界で、逆に知識を集約するようなサイトが急に便利になっている気がする。発散と集約、その繰り返しだとは思うんだが。
結局はてなで探したCGIを、かなりいじってそれっぽくしてみた。なまじ機能がおおいので、それをどううまく削るか。それに時間を使っている。まだまだ調整だな、、。