ネット&コンピュータの記事一覧(全 169件)

GREEから本当に退会できなくて驚いた件

GREEが退会できないというのがちょっと話題になっていた。

そういえば、iPhoneアプリが登場したときに登録したのを思い出した。アプリを整理したときにアンインストールしようとしたものの、面倒すぎて放置していた。

で、噂のGREE退会ゲームに挑戦。メインメニューや設定から、退会を見つけるのは不可能。もの凄く探せば有るのかもしれないが、携帯ゲーム初心者の僕には見つけられなかった。ヘルプの退会から退会用のメニューにたどり着く。ここまでは順調。


で、退会理由を適当に選ぶ。「ゲームがつまらない」を選ぶと噂通りゲームの一覧に飛ばされるが、その下の方に、本当に退会するなら、パスワードを入れろ欄が有る。で、パスワードを入れて、退会。

「パスワードが違います。」

え?そんなハズは無い。3回やり直して、ダメ。GREE退会ゲームは噂通りの難易度だ。


念のため、MacのSafariからGREEにアクセスしてやり直す。登録メールアドレスと、パスワードでログインして、ヘルプの退会から、退会メニューに飛んで、アンケートに答えて(退会理由のリストが、iPhoneとPCサイトでは異なるのが面白い)、パスワードを入れて、退会。

「パスワードが違います。」

って、ログイン出来ているのに、パスワードが違というのはどういう意味なのか。GREE退会ゲーム、恐るべし。パスワードを求める冒険の旅が、ここから始まるのだろうか。これはどうやら、本当に退会できない、恐ろしい。

数分後、思い直して、設定メニューからパスワードを変更。変更したパスワードでログインし直して、再び退会メニューに挑戦。新しいパスワードを入れて、利用停止ボタンを押して、緊張の一瞬。無事退会出来た。ゲームクリアだ。

NHK第一でお昼に流れるアノ曲、あるいはネットラジオ

長年疑問だった、NHK ラジオ第一のお昼過ぎに流れてくるアノ曲。検索してみたら、ちゃんとあった。2種類の違う曲かと思ったら、1つの曲の違うパートなのか。作曲者の古関裕而は、東京オリンピックのテーマを作った人、というか、モスラのテーマを作った人だそうだ。そこが繋がるとは思わなかった。

まだ小学校にも行かない小さい頃、お昼になるとラジオからこの曲が流れてきて、僕は脇で納豆ご飯とか、ソーセージの缶詰とか、そんな昼ご飯を食べていた。親の方針?だったのか、家ではテレビを見ないで生活していたから、僕はずっとNHKのラジオを聴いていた。

僕の語彙とか、日本語を使う基本とか、そういうものはこの時期に作られたんだと、今になって思う。僕にとっての言葉は、文字よりも音の方が大事に感じられるのは、そういうこともあるのかもしれない。文章を書くときにしても、音として整っている事が、僕にとっては一番大事なのだ。


ここ数年、Padcast でBBC World Service のニュースを聴いてきた。でも、もうちょっと沢山聴こうと思う。何かをしながら聴くことができるラジオの魅力と、新しい言語を頭の中に根付かせる力を、もう一度発見した気がしているのだ。日本語をラジオで学んだように、英語をもう少し頭の中に根付かせられたらなと、思うのだ。

今、便利に聴いているのは、KCRW News。北米系と BBC のニュースをバランス良く配信してくれる。それから、ここ数日は Al Jazeera English のラジオがやはり凄い。テレビで見るよりも、もっと現地を近く感じるというのは、言い過ぎだろうか。

そういえば、予算削減に伴い、BBC の World Service が大幅に縮小されるというニュースが、BBC でここ数日繰り返し流れている。愚かな事だと思う。反対派の誰かが言っていたが、公正な(かどうかは議論があるかもしれないが)報道、言論の自由、そういったものを通して、世界に英国の権威を示すのに、これほどコストパフォーマンスが良いものは無いし、その効果は計り知れないはずなのに。

WordPress のPHP環境をもう少しセキュアにする

はてなブックマークを見ていたら、文字コードに起因する脆弱性を防ぐ「やや安全な」php.ini設定 というエントリを見つけた。

全て PHP で実装され、かつ日本語版は UTF-8 がデフォルトの文字コードになっているWordpress にも効果的と思い早速導入してみることにした。

エントリーはphp.iniの設定追加(変更)を前提に書かれているが、共有ホスティングの場合は、php.iniがいじれない。そこで、.htaccess に php_value/php_flag ディレクティブを指定することで、自分のwebサイトに対して、カスタムの php オプションを指定することができる機能を利用する。実際にどのように書き換えるか、簡単ではあるが役に立つかもしれないので、エントリしておく。

「.htaccess」ファイルでの設定を参考にさせてもらいながら、php.ini の書式を.htaccess 用に変更する。On/Off で設定するものについては、php_flag ディレクティブを、それ以外は、php_value ディレクティブを使用する。また、値の指定に「=」は使用しないので、空白にする。

自分が使っている、.htaccess に以下のエントリを追加。

 
#出力バッファリングを無効にする
php_flag output_buffering Off
#HTTPレスポンスの文字エンコーディングを設定
php_value default_charset UTF-8
#デフォルトの言語を日本語にする
php_value mbstring.language Japanese
#HTTP 入力変換を有効にする
php_flag mbstring.encoding_translation On
#HTTP 入力エンコーディング変換を UTF-8 に設定(UTF-8→UTF-8の変換)
php_value mbstring.http_input UTF-8
#HTTPレスポンスは変換しない
php_value mbstring.http_output pass
#内部エンコーディングを UTF-8 に設定
php_value mbstring.internal_encoding UTF-8
#無効な文字は「?」に
php_value mbstring.substitute_character “?”

(※元の設定項目・コメントは徳丸浩さんの文字コードに起因する脆弱性を防ぐ「やや安全な」php.ini設定 そのままです。これを .htaccess で使えるように変更したものになります。設定の詳細についてはこちらのサイトをご参照下さい。)

これを、自分の web サイトのドキュメントルートにアップロードすれば完了する。念のため、表示が正しいかどうか、確認しておいた方が良いでしょう。