夜の信号機って、綺麗だなぁと思うことがある。
いつもではないし、別にロマンチックだとか、そういう話でもない。往来のぱったりと途切れた通りで、ぼんやりと光っている。
そういう時の信号機は、なかなかいけてる。
夜の闇に、ひときわ赤い。
注:バリアングル液晶は、とにかく俯瞰を撮るのが楽だ、と思った。
写真と紀行文
夜の信号機って、綺麗だなぁと思うことがある。
いつもではないし、別にロマンチックだとか、そういう話でもない。往来のぱったりと途切れた通りで、ぼんやりと光っている。
そういう時の信号機は、なかなかいけてる。
夜の闇に、ひときわ赤い。
注:バリアングル液晶は、とにかく俯瞰を撮るのが楽だ、と思った。
このサイトに載せている写真というのは、その大半を Carl Zeiss(カール・ツァイス)のレンズで撮影している。Carl Zeiss というのは、普通はあんまり馴染みのないマニアックなレンズメーカー。知っている人は知っているという感じが良い。
しかし最近、その Carl Zeiss にメジャー化の危機が、、。
「なんといってもレンズが違う。カーーーールツァイス!」
う、、。
「ドイツのカーーーールツァイスだから、画質が違う!」
うう、、。
「こんなにシャープ、カーーーールツァイス!」
ううう、、。
今日もテレビの中から、ジャパネットたかたの タカタ社長がほえている。その妙なイントネーションと、やたらに伸ばしの入る独特の口調が、僕の脳髄を刺激する。Carl Zeiss はあくまでカール・ツァイスであって、カーーーールツァイスではないが。
まあ、それはそれとして、最近の通販は、なんだかちゃんとした商品を売っていることが多くて驚く。カーーーールツァイス搭載の SONY Digital Handycam が 11万 8千円。今なら三脚とテープ 5本も付いてくる。
お得だ。
お得か?
冷静に計算すると、いくらテープが 5本付いてたって、あんまりに安くないぞ、という説もある。あるいは、デジタルズームの性能と、レンズが Zeiss なのは、あんまり関係ないんじゃないかなぁ、という説もある。そうはいっても、今日も社長の謎トークに惹かれて、見てしまうのであるが。
注. Carl Zeiss: 1846年にドイツのイエナ (Jena) に端を発する、総合光学機器メーカー。顕微鏡、眼鏡、カメラレンズ等、いろいろつくっている。
浅野忠信 主演の「地雷を踏んだらサヨウナラ」を見ていた。
戦場カメラマン 一ノ瀬泰造(通称:Taizo )を題材にした映画だ。カメラマンってあんな風に撮るんだなぁ、とか思いつつ。
船上で、燃え上がる積み荷を消火する男達。それを撮る Taizo に罵声が飛ぶ、
「お前も消せ、誘爆するぞ!」
「俺の仕事は撮ることだ、お前は火を消せ、俺は撮る」
本当にそんな風に言えるものだろうか?あるいは、そんな言い方が正しいのだろうか。よく分からない。
まあ、今年も写真を撮ろうかなと、思っている。
注1.浅野忠信のご飯のたべっぷりが気持ちよい映画です。やっぱ Nikon かぁ、とか思ってしまいますね、一瞬。
注2.映画の舞台はカンボジア。それっぽい背景で CONTAX を撮ってみました。