
つらいことと、楽しいことと、どっちが多いのだろう。
楽しいことのために、生きているんだろうか。それとも、単なる、バランスなのだろか。
つらいことは、簡単に積み重なるけど、幸せは難しい。
積み重ねた幸せはとっても脆い。
注:ディスクの中から見つけだした文章です。僕の言葉なのか、あるいは誰かの言葉を書き留めたのか、定かではありません。
最近気に入っている本。「村上レシピ」。文字通り、村上春樹の作品に出てくる料理の、レシピ集だ。
たまたま入った本屋で買ったこの本。ちなみに、一緒にレジに持っていったのは、「コンタックスTシリーズのすべて」
さて、この「村上レシピ」は良くできている、気がする。気がする、というのは、ちゃんと読んでいないから。
近頃、どうも何かをちゃんと読んだりする気分になれない。いろんなことが変わっていって、考えている暇がない。でも、体はどこかに向かって進んでいく感じ。言葉も、心も、置き去りにしていく感じ。
村上レシピ。ぼんやり眺めるに、オレンジ色のシンプルな装丁、「おおまか、こんな感じに出来上がるのよ」みたいなノリの写真。わりと、作り方については、きちんと書かれている、ようだ。この本は、ただ眺めたり、置いておいたりするのに、良いみたい。
全レシピに、難易度表示付き。まずは、「フライドポテト」あたりから作るのがいいかも。
注1:村上レシピ、台所で読む村上春樹の会、飛鳥新社、2001.7.15、ISBN4-87031-471-1
注2:「フライドポテト」は、ジェイズバーの基本メニューですね。ビールと一緒にどうぞ。
夏の夜の夢、白い景色。
一羽の鳥が、スローモーションのように、ゆっくりと羽ばたいてゆく。
仕事の間の、細切れの睡眠。目が覚めると、生ぬるい空気。俺は誰だ、俺はいったい何だ。
鳥は、跳び続けるために、常に身軽でなければならない。だから、不要なものは、何でも捨てる。
迷う。
自分は何がやりたいのか、何をするべきか、悩む人。あるいは、何の疑問も持たない人。良い悪いではない、タイプの問題だ。
結局は、満足できない人間が、次の何かを見つける。葛藤の中からしか、新しいものは生まれない。そんな人にとって、道しるべは、自分の中にしかない。
注:気に入っている文章の割に、あんまり受けが良くなかった。