ロジャーブラックの Web デザインブック

「ロジャーブラックの Web デザインブック」を買ってみた。この本に HTML のテクニックは載っていない。純粋に、Web のデザインだけにフォーカスした一冊である。

僕のページ自体は、デザインにはかなり気を使っていたつもりなのだけれど、この本を読んでみると、やはり訪問者に対する配慮が足りない部分が、数多くあった。そういう訳で、今、このページを少し手直ししたりしている。

この本、5,000円とかなり高い。しかし、本自体のデザインも優れているし、何より最小限の言葉しかないので手早く読めて便利だ。この「手早く読 める」と言うのは大切なことで、Web のデザインの時にも、必ず考慮しなければならないファクターである。(Web の一つのページを 20分もかけて読む人はいない)

この本は、まさに Web のリズムで書かれており、読者はそのサンプルを手にしながら、彼らの Web デザインテクニックを学べるのである。(ただ、現実に彼らの設計したサイトは、私にとってはナビゲートしにくく、データも重く、最悪にしか思えなかった。)

この本に書かれたエッセンスを、少しでも本気でとらえる Web オーサーが増えれば、ネットサーフィンの無駄な時間も少しは効率が良くなるかもしれない。

「ピーちゃん

最近、家の前の道路を工事している。道路の両側を掘り返して、かなり本格的だ。

で、そのどさくさの中、「でかいニワトリ」がいつの間にか居なくなっているのだ。「でかいニワトリ」とは、うちの近所に放し飼いにされている、雄の 巨大なブロイラーだ。体長 50センチぐらい。いつも、自分が放されている空き地の柵の上に乗って(柵の意味がまるでない)、通行人に睨みをきかせていたのだ。

彼の名前は「ピーちゃん」。買ってきたときは、小さくてラブリーだったのだろう。今は、見る影もなくでかいが。

しかし、最近姿が見えない。彼の乗っていた柵も、工事で壊されてしまった。まさか、邪魔なので始末されてしまったのか?

いくらニワトリといっても、あれだけ立派に育つと、もはや愛玩動物である。(愛玩するには怖かったが、、)怖いなりに、一つの風景として馴染んでいたのだけれど。

少し寂しいはなしでした。

変だ

バタフライナイフが流行ってしまったお陰で、刃物を扱う店にしわ寄せがきているようだ。刃物自体が、何か悪いものであるかのような扱いは、むろんバカげている。

まあ、いったん悪いとなれば、「カイワレ大根」さえ殺人野菜と決めつけてしまうぐらいの世の中なので、何も驚きはしないが。

こう事件が続くと、中には生徒の持ち物や、生活に対する規制を強くする学校もあるだろう。が、効果なんて無いに決まっている。規制したって、カリキュラムがつまらなくて、評価の方法が画一的で、ちっとも面白くない学校が、楽しくなるわけがない。

そこら辺のところから変わっていかないと、子供たちの「学校離れ」は進むばかりだろう。まあ、僕としては真っ昼間から、深夜まで、ところ構わず制服でうろつく子供をどうにかしてくれればそれでいいのだけど。(うろついてもいいから、制服は着替えてくれ。変だ。)