「カッコイイ」を持ち帰る

Photo: 看板 2003. Tokyo, Japan, Sony Cyber-shot U10, 5mm(33mm)/F2.8, VGA.
Photo: "看板" 2003. Tokyo, Japan, Sony Cyber-shot U10, 5mm(33mm)/F2.8, VGA.

寒い冬の朝。

林の中で焚き火を囲み、暖を取る甲冑姿の農民。繋がれた馬達は、風上に尻を向けて寒さをしのいでいる。

時代劇映画の撮影で、出番待ちをするエキストラ達の風景だ。当時助監督だった黒澤明は、その光景を見て、こういうシーンこそ撮りたい、と思ったそうだ。その時代の、日常のリアリティーを撮る。映画だから出来ることだ。


映画は万人には撮れないが、僕達も僕達の日常の中で、「美しい」「カッコイイ」「面白い」と思ったシーンに出会うことができる。そして、その感性は、映画監督のそれと、さしてかわるものではない。(まったく違うとすると、僕達は映画を面白いとは思えないはずだ)

そして、そんなシーンを目に焼き付けるばかりではなくて、思うままに切り取っていけたら楽しい。Cyber-shot U10 を数日使ってみて、これはそんな用途にぴったりだと思った。何かを探しにいく、というのではなくて、偶然出会って目にしたものを、少しだけ持ち帰る感じ だ。

あ、この看板キレイ。

それぐらいのもんで。

年賀状「二郎にいきましょう」

今年、まっさきに配達されてきた年賀状は、アメリカンファミリー生命保険からの年賀状だった皆さんこんにちは、羊ページです。


僕自身は、年賀状をまったく出さなくなってから 3年ぐらいになると思う。出さない、と決めてしまったら、年末年始の妙なプレッシャーがなくなり、同時に、やることもなくなった。地方の田舎に帰省するとか、そいういうこともないので、やることがない。

こちらから年賀状は出さなくても、律儀に送ってきてくれる人たちもいる。多くは夫婦ものの人。やはり結婚は、そいうい「社会通念」を養う場合が多いのだろうか。


そういえば、とある後輩から年賀状が来た。

僕の勤務先に年賀状という習慣は多分無いと思うし、先輩に年賀状を書くほど面倒なこともない(と僕は思う)ので、偉いなぁと思う。

僕が年賀状を書くことを諦めた理由のひとつに、一枚一枚にコメントを考えるのが、たまらなく面倒くさいということがある。まして、先輩に向けての一 言なんて、そんなにあるものではない。まあ、大学生あるいは社会人ともなれば、文面が思いつかない場合には「今度、飲みに行きましょう!」とでも書いてお けば、そつなくお茶も濁ろうというものだが、この後輩はそのかわりに、わけの分からないことを書いてきた。
「また二郎に行きましょう」

嫌だ。

注:二郎 正式名称ラーメン二郎。その圧倒的なボリュームとしつこさは、二郎は二郎という食べ物であって、ラーメンではない、と言わしめるほどのもの。絶対喰いたくない、という人がいる一方で、熱烈な信者も多い。詳細はここを参照のこと。

大人味

Photo: 2003. Japan, Sony Cyber-shot U10, 5/2.8(33), JPEG.
Photo: 2003. Japan, Sony Cyber-shot U10, 5/2.8(33), JPEG.

2003年からお越しの皆様はじめまして、以前からお越しの皆様こんにちは、羊ページです。

ちなみに、羊ページは 12年前にはじめたページでもなければ、ブームを見込んで今年からはじめたページでもありません。まあ、どうでもいいですけど。


新年のフレッシュな画像を早速アップしようかと思ったけれど、外は真っ暗。神社も遠いし、なんも撮るものない。

正月っぽいもの、、。羊は、飼ってないし。

しかたないから、鏡餅でも撮ろうかと思ったら、玄関暗くて撮れない。照明のあることろにもってきたら、あせって右足の薬指を柱にぶつけた。それにしても、なんかこの鏡餅はバランスに難があるな。


何?新年丁度に、デジカメで撮ってアップできるわけないだろ?その鏡餅は去年の画像じゃないのかって?

けっ、それが大人の世界なんだよ。