こういうのって、どうなんだろう?何かの意図があって、「琉球」と書いているのか。あるいは、これがごく普通の呼び方なのだろうか。
アジアの歴史(それは太平洋戦争よりもっと前からの話)は、とても複雑で、こんなふうにしれっと書かれている「琉球」という呼び方にも、もしかしたら、誰かの思いがあるのかもしれないと思った。(何もないのかもしれないが)
写真と紀行文
元日本軍属のたち。彼らに日本への憎しみはない。そして僕達は、彼らを知らない。
台北にある、龍山寺。ここには日がな一日、より集まる老人たちの一団がいる。彼らこそ、かつて「大日本帝国」の軍属として、日本の旗のもとに戦った 人たちだ。歴史というのは、教科書に書いてあるほど理路整然としたものではない。彼らの立場もまた、オフィシャルな歴史というものからは、語られることは ないのだろう。では、歴史とは誰がつくるものなのだ?
この写真を撮ってから、7年以上。事実も、記憶も、思いも、押し流し、年月は過ぎていく。
大人になってから、メリーゴーラウンドに乗るのは、結構恥ずかしい。その古めかしい機械にまたがって、いまさらどんな夢を見ればよいというのだろう。
でも、それが動き始めて、景色が回り、俯いたまま立ち尽くしていた白馬達が走り始めると、なんだか楽しくなってくる。
そう、昔のこと。エッフェル塔の袂に、小さな遊園地があった。いくつかの綿菓子を売る屋台、いくつかの小さな乗り物。少し寂しい、素敵な遊園地。その真ん中に、メリーゴーラウンドがあった。
セーヌ川から吹いてくる冷たい冬の夜風の中に、きらきらと浮かび上がったメリーゴーラウンド。
暫く眺めていると、動き出した。
フランス人形のような子供達にまじって、サングラス姿の大人が1人乗っていた。黒服の、マフィアにしか見えないスキンヘッドの大男が、木馬にまたがってニコニコしている。彼は、くるくると、光の中を駆けていった。
注:さすがに、普通の人は、男一人では乗ったりしない方が良いかもしれない。