台湾の建物は皆不思議と、見事に煤けている。
特に可も無く不可も無い、ビジネスホテル。程よいホスピタリティー。
※2019のメモより。
写真と紀行文
ジャッキーステーキは、今回は美味に感じた。肉質が良かったのかもしれないし、焼き加減の問題だったのか、あるいは、深夜に行くのではなくて、食事として食べたのが良かったのかもしれない。少なくとも、最初に訪問したときに感じた、何がそんなに良いのかよく分からない、という疑問は解消した。
改めて肉を見てみると、徹底的に掃除されていて、筋や脂身は無い。歩留まりは、だいぶ悪いだろうなと思う。店のカジュアルな雰囲気に対して、3,000円台のステーキは一見高く感じられるが、そのあたりが理由なのだろう。実際、ランチは500円からあるし、それ以外のメニューは別に高くない。
タコスも、Mサイズのステーキも、全てちょうど良かった。問答無用で出てくる薄く、白く、粉っぽいスープも、それほど悪くは感じなかった。ひと時代前の、丁寧に作られた外食を、ご馳走として食べる。そういう姿勢で向き合うと、良い気がした。
壁にネジ止めされた、昭和40年代ぐらいのテイストのペンキ看板メニューの、演出ノスタルジアではない強さ。
「なにこれ、凄くうまい。」それが僕たちの感想。
プロンポンの駅チカで、店を探した。見た感じフードコートに毛が生えたようなものだと思ってなめていたし、表に出ていたミシュランという看板が本当だとは思わなかった。しかし、食べてみればここは本気でミシュランの星付きの店だった。前菜でなんとなく頼んだのは、別に目新しくも無さそうなエビのフリット、みたいなものだったが、衣は実に軽く、ソース(ナムチムと言うのだろうか)も美味しく作られていた。
そんなものを、コーラを飲みながら食べた。仏教のイベントで酒が出せない日、というのがタイにはあるわけで、まさに今日がそのタイミングだったが、そんなことは意識なく、飲まないだけの話だった。