蝉の幼虫

会社からの帰り道、バス停を降りて雑木林の横を歩いていると、見慣れないものが歩道の上を歩いていた。

蝉の幼虫。

たいてい、夏になると木の幹や、家の壁にその抜け殻だけが張り付いているものだが、羽化直前のものが歩いているのは始めてみた。

なんか、どうみても踏み潰されてしまいそうな雰囲気だった(だって歩道)。何年間かは知らないが、それだけ土の中で暮らして、太陽も見ずに死んでしまうのかと思うと、かわいそうか、、。

一度は通り過ぎたのだが、思わず戻って、摘み上げた。するとやつは、ものすごい力で僕の手を払いのけようとした。なかなか必死なのがわかって、どきっとした。

とりあえず、林にほうり込んで家に帰った。

盆休み

世の中はお盆休みのようですが、、。

外資系の会社に「盆休み」があるのかというと、まあ、一概には言えないでしょうが、僕の会社にはありません。(この時期に休みをとる人もいます)

でも、お盆に会社に行くのも悪くないですね。なんとなく自分が「偉い」ような気がします。俺は働いてるんだぞっ、ていう感じです。今の時期、都心を走る朝の電車は、かなり空いています。僕は午前10時ぐらいに出社しているのですが、その時間だと、座れたりします。

RD-600

一週間前、突如家の NT4.0 が粉みじんに崩壊しました。朝起きて、電源を入れたら、例の「青画面」になっていたのです。いろいろ復旧を試みたのですが、修復ディスクなんてものはもち ろん作っていなかったので、どうにもなりませんでした。さいわい、95、NT、Linux のデュアルブートになっているので、データだけは救い出せました。とにかく、レジストリの破損だけは、知識とか根性とか、日頃の行いとかではどうにもなら ないので、こまめに構成情報は保存しましょう。(使用するコマンドは rdisk /s です。)

さて、今日、キーボードが届きました。パソコンにつく奴じゃなくて、シンセサイザーの方です。Roland の RD-600 です。質実剛健なあたりが気に入って買ったのですが(当然、GM なんて対応していません。MIDI コントローラーみたいなものですから)、なかなか在庫が無くて探すのに苦労しました。古くは、KORG SG-1D の時代から、こういうものをほしがる人は必ずいるようですね。

RD-600 の他にも、KORG と KURZWIL PC88 を考慮したのですが、ハンマーアクションの鍵盤はこいつだけだったので選びました。肝心のピアノの音もなかなか感じが出ていて(本物には及びませんが)良い買い物でした。

しかし、説明書には凄いことが書いてありました。「特長」のところで

・軽量コンパクト。ステージ・ユースに最適です。

と書いてあるのだけれど、全長 1.5M、重さ 24kg のどらへんが軽量コンパクトなんだろう。確かに、本物のピアノに比べれば随分お手軽だけど。