ネット&コンピュータの記事一覧(全 169件)

Linux 環境

ながらくほったらかしにしておいた、Linux 環境の再構築に手を着けた。たいして手をかけていなかったので、再 install することにした。

Slackware install の面倒さにうんざりしていたので、Red Hat のパッケージを 3,000円ちょいで購入。6CDs だが、そのうち 3枚が intel、SPARC、Alpha の各プラットフォームに対応したコアインストール。残りが、アーカイブとなっている。JE は無いので、別途入手しなくてはならない。

で、install だが、これはとても簡単だった。Mille や AHA-2940 のセットアップなども、メニューで行うことができる上に、NT、95 とのブート選択も賢くやってくれる。(Slackware だと怪しくなる)
しかも、AfterSTEP( NEXT STEP ライクなウインドマネージャ)がついてくる。そういうわけで、半日ぐらいでまっとうに動作して、Internet に接続もできた。

起動も、とても UNIX とは思えない速度で上がる。Unix に慣れると、けっこう NT では厳しいものがあるので、Free な Linux の存在はとてもありがたい。

マシンルーム

ここ数日、「マシンルーム」と呼ばれる極寒の部屋で仕事をしている。

連日、世の中は猛暑らしいが、僕は全く逆の苦しみだ。大小 100台近いサーバーやディスクアレイを、「冷凍機」という名前の付いたごつい機械が「がらがら」と音を立てて冷やしている。部屋の気温は、「快適」と言う温度より 5度は低い。

連日「がらがら」と冷やされているのだ。

村上龍とマイケル・クライトン

今日、村上龍と、マイケル・クライトンの対談が教育テレビで放送されていた。僕には、ちょっと村上龍の小説は理解できない。しかし、彼の映画「Kyoko」はたいへん面白く観たので、つられてこの放送もみてみた。

で、内容は(公共放送にも関わらず)、新しいクライトン原作の映画「ロストワールド」の前宣伝であった。僕は、マイケル・クライトンの小説が面白い と思ったことはない。「ジュラシックパーク」のような酷い作品が世の中に受け入れられていることも、僕にはよく理解できないのだが、、。

この対談をみた限りでは、クライトンは(彼の小説と同じように)、つまらないありがちな意見をつなぎ合わせて、さらにつまらないものをつくる名人のようだ。日本人より、平々凡々な意見を述べる西洋人というのも珍しい。

番組自体は、観る価値無し、である。素晴らしくかみ合わない議論が展開されていた。村上も、あまり楽しそうには話してなかったし。ますます加速され るテクノロジーとコミュニケーションに対する、あいまいな疑念の表明、、、。そんな調子の番組で、面白くもなければ、得るものもなかった。

お題の中に、しっかり Internet があったのだか、村上もクライトンもあんまり Internet には詳しくないみたいだ。村上は、対談の中で Internet の上での、ある種のガイドラインの必要性を口にしていたが(たとえば、メールの書き方)、村上はRFCというものの存在を知らないのだろうか?