ネット&コンピュータの記事一覧(全 169件)

ホームページ更新断念

「5月の雪」の管理者から、「ホームページ更新断念」のメールが来た。

僕のページの読者で、同時に彼のページも見ている人はきっと多いはずなので、非常に残念だ。理由はネタ切れと、Macを起動するのが面倒になったため、だそうだ。


ホームページを書き続けるというのは、それはそれは、かったるい作業である。

まして、エッセイなんてモノをメインにしていようものなら、更新の度にすり減る思いがする。「5月の雪」管理者がネタがない、というのは非常によく分かる。

滅多に反応のメールなんて来ないし(インターネットでWebを見ている人のうちで、ホームページの作者に感想を送ったことのある人は、何人いるだろうか?)、その割に、時間ばかりかかって神経も使う。

誰のために、何のために書くのか、分からないままに書き続ける。そして、少しずつ増えていくカウンターだけが、自分が何かをしているんだという実感を与えてくれる。

(だいたい、僕の文章は自己完結していることが多いので、もとから感想なんて書きにくいとは思う、、)


僕も、何度かこのページの更新をやめようと思った。しかし、やめてみると(ページのデータ自体を削除したこともある)、自分がこの世界に残す、何かカタチになるモノは、実はホームページぐらいしか無いことに気が付いたりした。

その他の理由もあって、僕にとって何かを書きそれを発表すると言うことは、結局、とても大切なことだ。


僕は、「5月の雪」の管理者に、なにがなんでも更新を続けろ、とは言わない。

それは、自分で決めることだからだ。しかし、もしリタイアされてしまうと、それはそれで寂しいことだ。一人で走るのは、面白くない。

ビル・ゲイツの講演

ビル・ゲイツの講演を聴く機会があった。

世界最大のソフトウェア・カンパニーの会長は、颯爽と、ではなく、へなへなと壇上に現れた。ゲイツ氏は疲れ切っており、肌はカサカサしていた。

はっきり言って、ほめられたプレゼンテーションではなかった。カリスマも感じられなかったし、会場に興奮はなかった。きっと、こういう仕事はスティーブ・ジョブズのほうが向いている。

しかし、ある意味でこういうタイプの人間だったからこそ、Microsoft を世界 No1. に出来たのかもしれない。

ラリー・エリソンは見た目ではビル・ゲイツよりエグゼクティブっぽいかもしれないが、OracleはNo1.ではない。スティーブ・ジョブズのプレゼンテーションはエキサイティングかもしれないが、Apple は No1. ではない。

きっと、IBM のガースナー会長の講演は、ゲイツ氏と同じように、つまらないのだろう。それが、No1. の「重み」なのだ。

さて、テレビで見るのと同じで、ゲイツ氏は猫背である。特に、椅子に座ったときに姿勢が、また悪い。

自分より姿勢の悪い人間を見るのは、久しぶりだった。

AT&T WorldNet Service に引越

AT&T WorldNet Service に引っ越した。非常に速いし、サポートもいい。母体が AT&T だけに、非常にいろんなことがちゃんとしている。日本で商売をしている外資系の企業の多くは、どうせ「なんちゃって外資系」なのだが、それにしても、いざとなれば本国の「黒船パワー」がものを言うため、なかなか強いのだ。

セキュリティーも、いろいろ考えられているし、ホームページの容量・コンテンツの規制が厳しいので、まともな用途にしか使えないのもいい。とにかく、合理的なプロバイダーである。

一つ驚いたことは、中途解約を申し出た BEKKOAME/INTERNET が、年会費の返金に応じたこと。彼らが去年の夏に開局するとアナウンスした AP が、今年にはいっても開局しなかったことは、BEKKOAME/INTERNET の落ち度である、という僕の主張が通ったせいだ。

規約には「中途解約にともなう返金はいっさいしない」との条項がある(らしい。なぜなら、BEKKOAME/INTERNET の規約がどこにあるのか、ユーザーは誰も知らないのだ。)にもかかわらず、返金されるというのは、驚きだ。何でも、言って見るものだ。