大人味

Photo: 2003. Japan, Sony Cyber-shot U10, 5/2.8(33), JPEG.

Photo: 2003. Japan, Sony Cyber-shot U10, 5/2.8(33), JPEG.

2003年からお越しの皆様はじめまして、以前からお越しの皆様こんにちは、羊ページです。

ちなみに、羊ページは 12年前にはじめたページでもなければ、ブームを見込んで今年からはじめたページでもありません。まあ、どうでもいいですけど。


新年のフレッシュな画像を早速アップしようかと思ったけれど、外は真っ暗。神社も遠いし、なんも撮るものない。

正月っぽいもの、、。羊は、飼ってないし。

しかたないから、鏡餅でも撮ろうかと思ったら、玄関暗くて撮れない。照明のあることろにもってきたら、あせって右足の薬指を柱にぶつけた。それにしても、なんかこの鏡餅はバランスに難があるな。


何?新年丁度に、デジカメで撮ってアップできるわけないだろ?その鏡餅は去年の画像じゃないのかって?

けっ、それが大人の世界なんだよ。

払暁

Photo: 払暁 2002. Japan, Contax RX, Carl Zeiss Vario-Sonnar T* 35-135mm/F3.3-4.5(MM), Kodak EBX.

Photo: "払暁" 2002. Japan, Contax RX, Carl Zeiss Vario-Sonnar T* 35-135mm/F3.3-4.5(MM), Kodak EBX.

誰かは忘れたけれど、どこかの写真家が、こんなことを言っていた。
「写真を撮るんだったら、日頃から、いい色を沢山見るようにしろ」
「たとえば、朝、ちゃんと空の色を見て、目を綺麗にしろ」


僕はその言葉を聞いた日から、割と熱心に空の色を見たり、地面に落ちた紅葉を眺めたりした。やがて季節が変わり、葉っぱの色は色あせて、見つめる目が冷たい風で潤むようになった。日々の習慣は、僕の目に、いろんな色の存在を思い出させていた。


ある日の朝、僕はいつもよりだいぶ早く起きた。凄く寒くて、天気が良かった。空の色が、いつもと違って、ちょっと凄い感じだったので、ちゃんと見ておこうと思った。

思い切って、窓を開け放ち、身を乗り出した。冷え切った窓枠をつかむ手がかじかんだが、風は穏やかだった。柔らかい光が、雲の周りに煙っていた。

払暁。素敵な景色に出会えた。

注:ふつ‐ぎょう【払暁】明けがた。あかつき。「―の勤行」[株式会社岩波書店 広辞苑第五版]

東京にも雪が降った

Photo: 雪 2001, Japan, Hokkiado, Nikon F100, AF ZOOM NIKKOR 35-105mm F3.5-4.5D, AGFA Mono-color.

Photo: "雪" 2001, Japan, Hokkiado, Nikon F100, AF ZOOM NIKKOR 35-105mm F3.5-4.5D, AGFA Mono-color.

東京にも雪が降った。

心なしか人通りの少ない都心を歩く。今年の初雪は北海道で見た、というよりも、大雪に降られた。つい、半月ほど前のことだ。その冬が、東京までやってきた。東京の雪は、べたべたして少し汚かった。

雪で大混乱しているいつもの路線を避けて、乗りなれない経路で会社に行ってみる。駅名がよく聞き取れなくて、一つ手前の駅で降りてしまった。

地下鉄の長い階段から地上に出ると、都心は見慣れない雪化粧して、一晩ですっかり冬になっていた。雪を見てもあまりはしゃぐ気分になれなかったの は、このところ風邪気味のせいか。それとも、混む電車が嫌なのか。あるいは、雪合戦をするようなこともなくなってしまったからか。


鼻かぜかと思ったら、熱が上がり始めた。毎年、この季節はこういうものだから、また今年もかと思う。

無理をして、肺炎までいったこともあったから、今年は早めに休むようにした。でも、なんだか、頭がぼうっとしている。おかしいと思って体温計で図ったら、37.8度をさした。急にやる気がなくなった。


翌日、もう一度測ってみたら、同じく 37.8度だった。よくよく見てみたら、体温計は壊れていた。何を測っても、37.8度になるらしい。

まあ、そんなこともあるかと思い、しばらく休んでいることにした。