闘うプログラマー

「闘うプログラマー」という本がある。

Windows NT の開発の様子を描いたノンフィクション(ということは、いささか怪しい内容も含んでいると言うことかもしれない)だ。

Windows NT というと、マイナーな Windows95 みたいに思われているのだが、実は Windows95 と同じなのは見た目と API だけだ。(開発当初は、OS/2 のプレゼンテーションマネジャーと同じ見た目だった)DOS や、Windows の 16bit プログラムなどはエミュレーションで動かしている。さらに、Win32アプリも、専用のサブシステム上で動く。

この NT を作ったのが、DEC から MS に移ったデビッド・カトラーたちのチームだった。この本は、新しい1つの OS を作り出す、という、なかなかエキサイティングなことについて書かれている。

かなり前に出版された本で、そのころ生粋の Mac User(つまり、Mac しか使っていなかったし、NT も今ほど全盛ではなっかた)だった僕は「一生読むことはあるまい」と思っていた本である。

しかし、僕の場合、「一生xxすることはあるまい」と思うと、結局逆になることが多かったりする。この本も、面白く読んだ。NT を使っている人、特に MCSE なんかを目指す人は、読んでおいて損はないと思う。

WORLD PC EXPO ’97

仕事として、WORLD PC EXPO ’97 を見に行く。intel Corp.の副社長の基調講演のチケットをもらったので、それを聞きにいくのが、今日の主な目的。

どうも、見覚えのある部屋だと思ったら、学生の頃、某コンビニエンスストアの就職説明会を受けた部屋だった。その部屋で、今は「Pentium II の将来」についての講演を聞いているのだと思うと、なんだか笑いそうになってしまった。

生きていると、不思議な接点が生まれるものだ。

会社にゆく

久しぶりに会社にゆく。

朝、外に出てみると、空気の匂いが、ついこの間までと、全く異なっていることに気が付いた。
もうすぐ、冬がやってくる。