外資系ブーム

最近「外資系」が流行ってます。

日本はなんでもかんでも「ブーム」になってしまうわけですが、今度は「外資系」がブームなわけです。とりわけ、就職活動をする学生に、「外資系」の人気が非常に高いと聞いています。

でも、ブームというのは往々にして「去る」ものです。最近のブームで、ブームから常識にまで定着することが出来たのは携帯電話ぐらいのものではないでしょうか。まあ、日本企業が軒並み酷い決算を発表する中で、外資系は比較的元気です。ですから、当面は外資系ブームは続くでしょう。

でも、基本的に「特異なもの」や「外来のもの」を排除する気質の強い(それは、必要以上に崇めるという行為も含みます)日本の文化の中で、本当に外資系が根付くのか?というと僕には少し疑問です。

ブームが去った後、外資系に行って「やっちまった」と思う人は当然居るんでしょうね。

片づける

僕は、こまめに部屋の片づけをする方ではない。どちらかというと、限界までほったらかして、ある日突然、猛然と、片づけを始めるタイプだ。

5月の連休のある1日。今日は、今までの「ほったらかし」にけりを付けることにした。

ハンディー掃除機のバッテリーチャージャーを捜し出し、携帯も留守電モードにして、かなり本気。こういう時は、段ボール1箱分ぐらいの成果がでる。僕はけっこう、極端なのだ。

いらないものと、いりそうに思えて実は今まで使わなかったものを、どんどん捨てた。こういう努力は必要だ。ほっておくと、次の引っ越しまで僕は何も捨てないだろう。

スピーカーも数カ月ぶりにピカピカに磨いた。なんか、奏でる音まで良くなったように見える。


夕飯は、スパゲッティーでも作るかと思い(そんな気分がしてしまう、雰囲気だったのです。温度とか、空の色とか、風とかが。)、ニンニクを炒める。鷹の爪が無かったのは誤算だったが、ゆで上がった麺を入れるタイミングは完璧だった。

入れるものなんて、ニンニクとオリーブオイルと(無かったが)鷹の爪で十分ですね。パスタのゆで時間は、袋には11分と書いてあったが、12分で正解。麺をゆでた「塩湯」を適当にフライパンの中に加えて出来上がり。つやつやして美味しそうに出来上がった。

そんな感じで、1日が終わった。わりと、いい 1日だった。

BeOS 続き

さて、BeOS の続き。

BeOS を少し使ってみての印象として、「あえて言うなら、SGI の IRIX に近い」。

Unix をベースにしている(だよね、たしか)ので、Unix を使い慣れた人のほうが、Mac や Windows のユーザーよりも Be に親しみやすいはずだ。Beterm を開くと、お馴染みの Unix コマンドが使える。vi と打てば、やっぱり vi が上がった。ディレクトリ構成は特異だが、挙動は Unix マシンとさほど変わらないので、とまどいは少ないと思う。

Movie などを再生したり、OpenGL のデモを使った限りでは、やはり NT よりも軽い。ハイエンドのマシンで、フォトレタッチや、レンダリング、DTP などの重い作業を行うのに向いているという印象を得た。このままいくと、Be は NT を置き換える OS というよりも、Mac の市場を脅かす存在になりそうだ。

Be は速くて軽い、という噂は前から聞いていた。もちろん、ハードウェアの性能を超える高速と言うことはありえないから、その速度は予想の範囲内だった。で も、「やっぱ、俺の PC は速いんだよな」ということを思い出させてはくれる(NT を動かしていると、自分の PC が日々遅くなり続けているような錯覚に陥るのだ)。リソースの消費量という点では、NT より驚くほど効率的ということはないようだ。(いろいろ動かすと、起動時に 40MB ぐらいはメモリを食っている)

GUI がまともな Unix 作れば売れるのに、という漠然としたアイディアを形にすると、ちょうど Be のようなものになるのかもしれない。Linux も同じだが、もとからあるものをベースにしているうえに、互換性をあまり気にしていないので、新しい OS の割に性能がいい。安定性という観点からみると、現在のリリース3 の段階ですら、十分な域に達している。(ただし、現状では、ハード構成を選ぶ。例えば、CD-ROM のベンダーぐらいしか相違のない、知り合いのマシンでは、満足に起動しない。)

今の OS に飽きている人、トライしてみる価値はあります。