俺とガイジン。(三種盛り)

俺とガイジン。(三種盛り)

ガイジンにとってマツタケは靴下の臭いだ。と読んだ次の日に、ガイジンが来て、マツタケ弁当が出た。イタリア系の人たちは食べていた。インド系の人は残していた。なんとなく分かる気がした。

ん?栗の甘煮もダメなの?ベジタリアン?でもマロンだよ、マロン、、。


やべぇ、お客が超ガイジン。でも。
「どぉーもどぉーも、はじめましてぇ」
めっちゃ日本語じゃん。しかも、しゃべり方がセイン・カミュにそっくりだ。
まあまあ、こちらにどうぞ。ところで、お飲み物は何がよろしいですか?
「そーねー、お茶っていうよりは、、、迎え酒かな、ハッハッハッ」
、、。いったい、何者だよ。


今日も朝からガイジンミーティング。てっきり、でかい陽気なアメリカ人が来るのだと思っていたら、ニヒルで小柄なフランス人が来た。そう、何事も決めつけてはいけないのだ。

ニヒルってあたりが、既に決めつけているわけだが。(名刺に Ph.D とか書いてあったけど、控えめで良い人でした)


注:車で売りに来るカレーにしときゃよかったのに、、。

ザ・カフェ飯

Photo: ザ・カフェ飯 2004, Tokyo, Japan, Sony Cyber-shot U10, 5mm(33mm)/F2.8

Photo: "ザ・カフェ飯" 2004, Tokyo, Japan, Sony Cyber-shot U10, 5mm(33mm)/F2.8

たまたま入った喫茶店は、壁一面が本棚。それも、表紙のデザインだけで並べているのではなくて、読んで面白かった本を並べている感じ。ハードカバー の『ボーイング 747 はこうして空中分解する』を読みながら、ランチを食べたいという人が居るのかは分からないが、なかなか面白い。

白基調の明るい店内、ちょっと広めのテーブル、値段は抑えめ。雨後の竹の子のように増えている安易なカフェと言うよりも、一段、ちゃんとしている様に思う。だから、へんぴな場所にある割に、混んでいる。


『漁師の食卓』の鯛の目利きの方法を読みながら待つ。出てきたのは、ザ・カフェ飯、みたいなプレート一緒盛り(別名:犬ご飯)だったけど、実はちゃんと美味しい。本当はハンバーグを頼んだのだけれど、
「鶏の足丸ごとというショッキングな料理だとは思わなかった」

という理由で、鶏のプレートを前にげんなりしていた知人と交換。しっかり煮込んだ鶏の足は、最初テーブルにナイフがないことに戸惑うものの、箸で十 分に扱える。皮がついているのが偉い。コーヒーはともかく、お茶の類に信じられないぐらい手を抜く店もあるが、食後のハーブティーも、香りよく感心させら れた。

ちょっと変わってるけど、ちゃんとしてるね。

キャンプの朝、おにぎりを焼いてみる

Photo: むりやり焼きおにぎり 2003, Saitama, Japan, Sony Cyber-shot U10, 5mm(33mm)/F2.8

Photo: "むりやり焼きおにぎり" 2003, Saitama, Japan, Sony Cyber-shot U10, 5mm(33mm)/F2.8

キャンプの朝。夜はえらく寒かった。

とりあえず火をおこして、お湯をわかす。紅茶入れろとは言えないので(コーヒーは好きじゃない、むしろ嫌い)、皆に合わせてコーヒー。ただし、僕のは牛乳コーヒーだ。

網の上に、行きにスーパーで買ってきたバターロールをのっけてみる。直の炭火でパンなんか焼いてうまいのか?という声もあったけど、割と美味しい。

どっかの高級リゾートホテルの「離島ピクニックツアー」でも、焚き火に金網を渡して長いバケットを焼いていたから、まあ間違ってはいないんだろう。焼き加減は難しいけど。


昨晩の残りのご飯も、おにぎりにして焼いてみよう。最初は、誰も食べないっぽい感じだったけれど、握って焼いてみたら、意外といけそう。醤油や塩が何故か見あたらなかったので、味付けはやむおえず「味塩こしょう」。多分胡椒は合わないが、まあ、細かいことは気にしない。

美味い、割に。胡椒の香りは、かなり分かる。合わない。