都心の桜も結構綺麗。特に、空襲を逃れた皇居のまわりの桜は、樹齢も古く堂々としたものだ。空襲?それは、はるか昔のことだけれど、そんな歴史も、やはり今日の街並みをつくる傷の跡。
去年の桜の時期に撮った写真、結構綺麗だったのにお蔵入りしていたので、載せておく。今年は、あまりちゃんと撮りに行けなかった。その代わり、花見はちゃんとした。堀端を歩いて、近くの縁日で鮎を食べて(塩辛かった)、馴染みの店で白アスパラとビール。桜は長持ちするけれど、少し肌寒い春だ。
写真と紀行文
都心の桜も結構綺麗。特に、空襲を逃れた皇居のまわりの桜は、樹齢も古く堂々としたものだ。空襲?それは、はるか昔のことだけれど、そんな歴史も、やはり今日の街並みをつくる傷の跡。
去年の桜の時期に撮った写真、結構綺麗だったのにお蔵入りしていたので、載せておく。今年は、あまりちゃんと撮りに行けなかった。その代わり、花見はちゃんとした。堀端を歩いて、近くの縁日で鮎を食べて(塩辛かった)、馴染みの店で白アスパラとビール。桜は長持ちするけれど、少し肌寒い春だ。
鎌倉の裏路地。石垣と土壁の小路。
突然、風に吹かれて、干されていた傘が、ふわりと落ちてきた。
カンカンの日の光を浴びて、気持ちよさそうにくるくる回る、真っ白な雨傘。埃っぽい春風に踊れ。
風が止む。音楽が止んだように、傘は地面に舞い降りた。