PUFFY のどっちが好きか

PUFFY の新曲、「ブギウギ No.5」の プロモーションビデオは、すごく良くできている。GAP の CM のパクリ、という気がしないでもないけれど、あの真っ白基調の画面は、僕が好きな感じだ。それよりもなによりも、限りなく一発屋に近いテイストを持ちなが ら、いまだに新鮮さを保ち続ける彼女たちの実力ってやつを、いい加減認めないといけないんじゃないか。やけに良くできた VTR を見ながら、僕はそう思った。

ところで、PUFFY のどっちが好きですか?つまり、右か左か、ということである。むむむ。実は、これはかなりはっきりと分かれる。たいていの人は、右側(大貫亜美)が良い、 と答える。これは男でも女でも同じ事であって、もっと言えば、PUFFY の支持層というのは女性の方が割合が多いらしいから、単に異性受けが良いとかそういうものではないのだろう。ちなみに、羊ページの作者が身分を偽って書い ていると、巷で噂の[五月の雪]の作者も、亜美ちゃんのファンだ。

問題は、左側(吉村由美)である。「亜美ちゃんじゃない方」あるいは、「元不良」と形容される彼女の方が良い、と言う人の割合は少ない。というか、会ったことがない。

ところが僕は、「でも、お前は左側だよね」と友達に言われるし、事実、左側が良いと思う。何で分かるのだろうか、、。

注:本稿の執筆にあたっては、[PAGE PUFFY]を参考にさせていただきました。左側の名前を調べるのに使ったんですけどね。(知らなかった)

美しいカタチ

Photo: 2000. Tamagawa, Japan, Nikon F100, 35-105mm F3.5-4.5D, AGFA APX100
Photo: 2000. Tamagawa, Japan, Nikon F100, 35-105mm F3.5-4.5D, AGFA APX100

デザイン、あるいはフォルム。そこには、工業製品の全てが顕れる。設計思想、素材の吟味、加工の精度。全てが、注意深く行われ、なおかつ、鮮やかな才能と、幾つかの奇跡があって初めて、目の覚めるような美しいカタチが顕れる。たかが見た目、などと言うことはできないのだ。

写真はポルシェのハッチバック部分。多分、この車の中でも、最も美しいカタチが出ている場所。滑らかな塗装面に、多摩川土手の風景が映り込む。

飛翔

Photo: 2000. Tamagawa, Japan, Nikon F100, 35-105mm F3.5-4.5D, AGFA APX100
Photo: 2000. Tamagawa, Japan, Nikon F100, 35-105mm F3.5-4.5D, AGFA APX100

飛翔。

下から見上げるしかない我々から、彼らの姿がどんなに美しく見えているのか、あいつは気が付いているだろうか。

羽の彼方に、空が広がる。