チェキラご飯

Photo: 2000. Suzuka, Japan, Nikon F100, Zoom Nikkor 35-105mm F3.5-4.5D, Fuji-Film, F.S.,
Photo: 2000. Suzuka, Japan, Nikon F100, Zoom Nikkor 35-105mm F3.5-4.5D, Fuji-Film, F.S.,

朝、5時。
疲労と、寝不足と、寒さは、僕たちの頭から完全に、正常な判断力を奪っていた。晩飯に味噌まみれの松阪牛の焼肉を、たらふく食べているから、腹は減っていない。

しかし、コンビニで「材料」を買ってきてしまった。明け方の、名も知れぬビジネスホテルの一室で、調理が始まった。


料理名:チェキラご飯
ルール:残さないこと
材料:コンビニの白飯(チンしたもの)、チェキラ! リズム&ブルースショウユ(もしくは、チェキラ!ソウル・トンコツ・フィーバー)

作り方:
1. チェキラ!をお湯で戻します。このとき、液体スープの元は入れないこと。
2. お湯を捨てます。
3. 白飯をのせ、上から付属の液体スープの元をかけます
4. よくまぜてお召し上がり下さい


ここは三重。我々は、いったい何をしているのであろうか。

注1. 決して残飯を撮影したものではありません。
注2. ホントにつくって、どうなっても知りません。

燃えるゴミの日

確かに、今日は燃えるゴミの日だが、木の切り株をまるごと捨てるのはいかがなものだろうか。

クリスマス

Photo: 2000. Tokyo, Japan, CONTAX T2 Carl Zeiss T* Sonnar 2.8/38, Fuji-Film, F.S.,
Photo: 2000. Tokyo, Japan, CONTAX T2 Carl Zeiss T* Sonnar 2.8/38, Fuji-Film, F.S.,

誰かとクリスマスのお祝いを。

というのは、する年もあるし、しない年もある。けれど、人混みがあまり好きじゃない僕には、ちょうど24, 25日に何かをしたという記憶がない。ちょっと早めとか、ちょっと遅めとか、そういう感じだ。

だから今年、僕はなにをするでもなく、冷凍のレアチーズケーキを食べ、オーブンで少しばかり焦げてしまった鶏をむしっていた。


いろいろ大変だった去年の年末。夏前からえんえんと続いた、目の回るような忙しさ。それらを思えば、静かに鶏の小骨と格闘する時間は、まったく悪くなく、文字通り一息つくという感じだ。

クリスマスは本来の宗教的な意味から言えば、なんていう議論があるけれど、どうでも良いことに思える。何かを祝福したい、というのは、別に悪いことではないだろう。僕はなにかを祝福するわけではなく、ただ、鶏をむしって食べるだけだ。


グサッ。

鶏の骨が、刺さった。(上顎、超痛い)