時差は無いけど直行便でも 10時間。近いような、遠いような、よく分からない国、オーストラリア。白人がマジョリティーを占める、アジア太平洋の国。言葉で言うと簡単だが、実際に目にするとなんとも奇妙な印象を受ける。
ビーチ沿いのレストランは、パラソルもソファーも、センスが良い。焼けるような日差しを避けて、傘の陰に席をとって、何を食べようか。イギリス文化圏なら、きっと美味しいに違いない Fish & Chips にしよう。
オーストラリア全体的に感じるのは、どこも値段が高いって事。あるいは、日本の経済的立場が弱くなっているからそう感じるのか、それとも、世界的に貧富の差がハッキリして高級品はどんどん高くなっているのか。多分両方だろう。
味は悪くない。ピクルスが水っぽくて巨大だったり、フィッシュがおかずで、チップスが喰いきれない量入っているのも欧米文化。ソーダで Fish & Chips といのも、なんだか割り切れない気分だが、浜辺の風は気持ちいい。
ここで一緒に、Fish & Chips をつまんだ同期が、この後直ぐに辞めていった。それはそれで、人生の分岐点。(と思ったら、戻ってきた)