
無理を言って馴染みのビストロを貸し切ってパーティーをした。皆が引け、片付けがてら、カウンターで飲んでいると、シェフが
「良かったらカレー、持って帰ってくださいよ」
と言う。羊の挽肉で作ったカレーはえらくうまかったが、寸胴にまだたっぷり残っていた。あり合わせの瓶につめてもらって、持って帰る。もらったときは、正直腹一杯すぎでありがたみも薄かったが、翌朝温めて食べてみた。
これ、香りが良くて、すごい美味いな。挽いた羊でドライなカレーとか、ゴロゴロした羊肉のカレーとかはよく見るけど、羊挽で濃厚なカレーってあんまり無いんじゃないか。脚色なしで 2分で食べた。(別に普段早食いではない)
カウンターの向こうでカレーの瓶を煮沸しているシェフに
「これ明日になったら、もっと美味いですよね」
と言ったら、
「もう 3日目だから、全然だいじょぶですよ」
と返ってきた。普段のメニューにカレーなんて、もちろん無いお店。美味しくて嬉しい特別の味。

と言われて、ついて行ってみたらなんで陸上競技場やねん。確かに富士山は近いけど、曇ってるし、第一夜中で何も見えないし。
あらゆる食事で、執拗に、炒飯を食い続けて分かったのが、中国といえども美味い炒飯とそうでもない炒飯が存在する、という確固とした事実。