日曜の散歩

Terragen

Terragen

今日の持ち物:

  • サングラス
  • Rio800
  • 小説
  • Palm Vx
  • IDカード
  • カメラ(Contax T2)
  • 携帯電話2台
  • 財布
  • 名刺少々

通勤仕様。会社に行かないときは、IDカードと名刺は持たない。カメラは、なんか必要な気がする。最近買ったmp3プレーヤーRio800は、いつも電池が切れている。小説は、「ノルウェイの森」。また読んでるのかという話もあるけど、このあいだ久しぶりに読んだ「カンガルー日和」が面白かったから、、。


「今日はお仕事ですか?」

徹夜明けの腫れぼったい目で、黒板に書かれた土曜日のランチメニューを睨んでいる僕に、パスタ茹係り兼ウェイター氏が尋ねた。

テラスに青々とハーブが揺れる季節の変わり目、メニューも少し変わってきていた。目新しい、バイ貝とブロッコリーのパスタを喰う。なるほど、ちょっとヌメヌメしてないか?これ。

食後。コーヒー嫌いも、エスプレッソは飲める。300円の追加。
「ごゆっくり」

他に誰も客のいない店内。サーブするウェイター氏も、昨日は遅かったらしく、あくびをかみ殺し気味だ。それでも、カップの持ち手はちゃんと左で出していく。


「手相の勉強をしているんですけど」

駅前で、見習いの手相見に声をかけられる。しかも、2人に立て続けにそうされると、なんだか落ち込む。僕は思い迷っているように見える?


フリーの風景ソフトで、季節はずれの雪山を描いてみたり。フラクタルが生み出した、雲と、土と、雪。世界の何処にもない景色。遙か彼方に見えるのは、氷山かなぁ。

LA VACAという牛

Photo: contax T2

Photo: contax T2

表参道あたりを、プラプラ歩いていると、気になるモノが。

わけの分からないモノではあるが、言わんとすることは分かる。
「う、、ウシ?」

そいつらは、数頭の群れになって、ショーケースにうずくまっていた。

背中の微妙なカーブと、一頭毎にまるで違う個性的な模様。つのはピカピカ。いったい何の役に立つのかは分からないが、とにかく「欲しい」。でも、これは売り物?


実はこいつら、ドイツからやってきた家具である。「スツール」というのが、この牛たちのもう一つの存在意義。しかも、「天然の牛の毛皮にまたがることで、リラクゼーション効果が期待できる」という。

LA VACA。そんな名前のこの牛は、ちなみに59,000円。子牛のLA VAQUITAもあって、そちらは39,000円だって。

注1:なんかこの文章、雑誌の商品広告みたい。
注2:買ってませんよ。だって、スツールいらんだろ。

左側に失ったものを、右側に得たもの

電車で、向かいの席に座った女性。
誰かに似ている。あるいは、忘れてしまった誰かなのか。
左手の薬指に、指輪。

ノートの真ん中に線を引いて、左側に失ったものを、右側に得たものを書いてみる。そんな話が、村上春樹の小説に出ていたっけ。

多分、綺麗な人だった。でもやがて、その顔も忘れてしまった。