ネット&コンピュータの記事一覧(全 168件)

うんこプロバイダ

今回の今日の一言には、一部に、「排泄物」を意味する言葉が使用されており、不愉快な気分がするかもしれません。ご自分の判断と責任でご覧下さい。

村上春樹の小説、「1973年のピンボール」で繋がっていたのは配電盤だったが、今はいろんな繋がりかたがある。

携帯電話。

いつも誰かと、ひっきりなしに携帯で話している人がいる。あるいは、電車に乗っている間、携帯にずっとメールを打ち込んでいる人がいる。僕は、携帯電話の存在自体に関心が無い。ただ、世の中から行方不明にならないように、一応持ってはいる。雪山のビーコンみたいなもの。

僕の携帯にかければ、いちおうはつながる。ただし、僕は着信音が大キライなので、常にマナー・モードにしている。お陰で、着信に気がつかないことも 多い。それでも履歴や伝言は残るので、用は足りる。もちろん、端末の機能もほとんど使わない。登録した電話番号の消し方さえ知らない。お陰で、友達の番号 が変わると、どっちが新しい番号か分からず、大変困る。

ようは、携帯なんてどうでもいいと思っている。だから、自分の部屋で携帯がときどき圏外になっても(事実、よくなる)別になんとも思わない。通話がぶちぶち切れても怒らない。しかし、Internet への接続となると、話しは別だ。


Internet。

通勤や飲み食いの時間を除けば、平日の僕は常にオンライン状態である。会社にも家にも、Internetの環境が整っている。良いことだとは全然思 わないが、どちらも常時接続なので、つなぎっぱなしの環境に慣れてしまった。だから、家のプロバイダがおかしくなって、Internetにつながらないの は、とても困る。家に帰ったら、テレビがつきませんでした、というぐらいに困る。別に、Internetにつないで何をしているわけでもないけど。

そういう訳で、今のプロバイダには、かなり不満がつのっている。もうプロバイダの悪口はよそうと思っているのだが、最近の、週に 1、2回は接続不能という状況は、なんとも酷い。AT&T のことではない。AT&T は、とても良い。そうではなくて、常時接続に使っている、地元のケーブル・プロバイダの方だ。

プロバイダに恵まれない人は、いつまでも、よいプロバイダを求めて乗り換えつづけるという。僕は、そう簡単に乗り換えたりしないが、恵まれているとは言えない。AT&T をのぞけば、僕の選んだプロバイダは、どれも「うんこプロバイダ」である。

どうも、僕には「うんこプロバイダ」に繋いでしまう天性の素質が備わっているようだ。前のプロバイダも酷かったが、今回のもかなり酷い。僕は、「う んこプロバイダ」と付き合って 5年近くになる。従って、もはや「うんこプロバイダ」に対しての期待度はかなり薄い。IIJ や AT&T のようなブランド・プロバイダならともかく、「うんこプロバイダ」に妙な期待はしていない。

僕は、メールが送信したいとか、ニュースグループが見たいとか、ホームページをつくりたいとか、そういう期待はしていない。まして、楽しいコンテン ツサービスとか、ポストペットが飼えるとか、そんなものも望んでいない。Internet にデータが流れればなんでもいい。メールと Web は AT&T を使うから、「うんこプロバイダ」は回線さえ上がっていれば良いのだ。しかし、そのささやかな期待さえ、運の悪い日は叶えられない。

最近、このケーブル・プロバイダを、外資系の某企業が買収した。黒船パワーで、どうにかしてくれるだろうか。それとも、なんちゃって外資系路線で、このままだろうか。なんにしても、僕は、このプロバイダの怪しげな回線で、繋がっている。

注1:それでも、月 8,000円ぐらいは DoCoMo に支払っているので、使ってはいるようだ。
注2:ケーブル・プロバイダは、つながってしまえば 512kbps(ISDN 1チャンネルの 8倍の帯域幅)の回線なので、ちょとした会社のオフィス並みの速度が出る。24時間つなぎっぱなしで料金一律。
注3:技術的に説明すると、DHCP サーバと、DNS サーバ(プライマリ・セカンダリとも)が落ちるので、何も出来なくなってしまう。2時間ぐらいで直る、こともある。

僕は、Webサーバになった

ここ最近、僕は仕事でずっとWebサーバをいじっていた。明けても暮れても、Webサーバを設定し、コンテンツをアップし、セキュリティーを調整 し、検索エンジンをチューニングした。そして、ついに力つき、風邪の症状が頂点に達し、熱を出し、寝込んだ。悪夢は、そこから始まる。


僕は、Webサーバになった。

言っておくが、Webサーバになるというのは、皆さんが想像するよりもずっと辛いことである。クライアントであるWebブラウザは、引っ切り無しに ファイルを要求してくる。接続が途中で切れたら、やり直さなければならないし、扱うファイルの種類も多い。見かけの割に容量のでかい、アニメーション GIFファイルは、Webサーバにとっては大の苦手ファイルだ。時には、ディレクトリ内を散々探して、ああ、ファイルが見つからない、と悩んで 404 File not found. エラーを表示することもある。いつまで、こんな過酷な仕事をしなければならないのだろう、、。なんで俺はWebサーバなんだろう。くそー。(ちなみに、 Microsoft Internet Information Server 5.0だったと思われる)


目が醒めて、布団の中で薄暗い天井を見つめている自分に気がついた。まだ、熱で頭がボーッとしている。その時、僕がまっさきに思ったこと。

「良かった、俺はWebサーバじゃなかった。」

仕事は程々、が肝心。

あと、Web作成者の皆さん、ページは軽くつくりましょう。Webサーバが可哀想です。

サイト評価サイト

こんにちは、「孤高のサイト」羊ページです。

別に、孤高でなくていいが。

さて、あまりにも孤高だとつまらないので、羊ページも律儀に幾つかのリンクサイトや、サーチエンジンに登録している。そうすると、都合の良いことば かりではなく、面倒な事態も発生してくる。例えば、サイト評価サイトなんていう社交的なんだか、内向的なんだかよく分からないサイトに、勝手に評価され る。

表向きは、「知ったことか」という態度を堅持するわけだが、そこはそれ、やはり気になる。誉められれば嬉しいし、まして、「自分が出したい味」みた いなものを的確に評価してくれている紹介文は、凄く嬉しい。「静かな共感が湧く」とか書かれると、よく分かってくれました、などと思う。

人は誉められたいし、認められたい。誰も、率直な批判なんてされたくない。だから、もしサイトを評価をするなら、酷くけなさない、少しでもいいから 何か誉める、ぐらいのことは最低守って欲しい。けなすぐらいなら、書かなければいい。よく、公開するからには批判も甘んじて受けるべきだ、なんて書く人が いるが、そういうことを書くヤツから先にメタメタにされればいい。

で、この羊ページも、気がつくと結構いろんな所で評価されているようだ。おおむね、なにかしら良く評価していただいているようで、密かに嬉しく思っ ていた。しかし、1つだけ、とことんむかついたサイトがある。そう、羊ページ管理者は、近年まれに見る、憤りを感じている。それは一部では有名なサイト評 価サイト、ホソキンズルゥムだ。(管理者の細田氏は、リンクの際は一報してほしいと書いているが、氏は羊ページには無連絡でリンクしたので、僕も無連絡でリンクする)

かのホソキンズルゥムによれば

羊ページ おすすめ
  全体に枯れた雰囲気のある若者ページです。しかし趣味がスキーで、好きな作家は村上春樹、というのは…あー、渋茶がうまい、って世界ですね。でも日記は雑文的にまとめていて、読ませる技術はあります。

書いてあること自体は、そんなに変ではない。コメント書いた人、文章下手だね、という印象は持つにしろ、何か悪口を書かれているわけではない。で も、「しかし趣味が」とか「技術は」とか、言葉の端々に出る、人の神経を逆なでする鬱陶(うっとう)しさはどこから来るのだろう。なんでそういうことを書 いてしまうのだろう。答えは明白、それは「ちゃんと読んでないから」だ。

そう、読んでない。恐ろしくいい加減にしか読んでない。にもかかわらず、さも読んだ風な顔で書かれた評価。一生懸命サイトをつくっている人に対し て、凄く失礼だ。そして、ホソキンの批評を読んだ管理者のいくらかは、そのことに気がついて、憤慨するのだ。ちゃんと読まなければ、つくり手の気持ちを無 視して、無神経なコメントをつけるのは容易だ。この「読んでいない」というのは、量を読んでいない、ということでは、もちろんない。作者が、そのページ に、その文章に、なにを込めたかったのか、そういう部分に対する理解が全く無い、という意味である

羊ページは、ホソキンで「おすすめ」に推薦されている。それでも、その評価がいい加減であることに変わりはない。何時間も、時には何日も試行錯誤し てアップするコンテンツに対して、「技術がある」と書くのではなく、「技術はある」と書くことが、どれだけ作者の気持ちを踏みにじるか、、。評価対象のサ イトを全部・必ず・読め、と言っているのではない。ちゃんと読まないなら、読まないなりの書き方が別にあるはずだ。

羊ページでは、原則としてサイト評価サイトのコメントに対しては、リアクションしないことにしている。ネットの世界では、軽はずみにそういうことを すると、直ぐに不毛なフレーム合戦になってしまうためだ。結局、論争は何も生まない。しかし、ホソキンズルゥムの失礼なサイト評価と、それに憤る他の善良 なサイト作成者の声が、僕を立ち上がらせたのである、、。って、べつに戦わないけど。

まあ、ようは腹が立ったので、ささやかな復讐をすることにした。ホソキンズルゥム管理者の細田氏によれば、ホソキンの評価を受けた人は、自分のサイトでホソキンズルゥムをメタメタに言っても構わないらしいので、そうさせていただく。

羊ページサイト評価コーナー:

ホソキンズルゥム おすすめ(ウソ)
他のリンクサイトのリンクをパクってきて、勝手に評価しています。画面の設計が、未知の文化体系に基づいて行われているらしく、どこになんのコンテンツ があるのか私には分かりません。メインコンテンツである無断リンク集にはコメントがついていますが、日本語が独特すぎるので、読解は困難。また、その内容 は、辛口と悪口を履き違えており、不快です。